拝啓 大好きだった君へ
私はテンションMAXで教室へ向かおうとすると、
ドンッ
!
痛い(泣)
ごっごめんなさい!
恐る恐る顔を上げると、そこには…
誰が見てもかっこいいと言うであろうすごく整った顔があった。
(黒のサラサラした髪、180cmは余裕でありそうな長い身長、切れ長で綺麗な二重、スッとした鼻、薄くて柔らかそうな唇、気崩している制服もすごく色っぽく見える…)
彼は私を見下ろすと、チッと舌打ちをした。
なっ、なんなのよアイツ!!!
ちょっとはそっちも謝りなさいよ!!!
そう思っていると、
直也「はじめまして。俺は直也。ごめんね白雪姫ちゃん。アイツあんなんだけど根はいい奴だから大目に見てあげて?」
私はイライラしていたけどコクリと頷いた。