人気モデルと同居love♡
「え、笑ってないし」
そう言って、真顔に戻る星弥。
「はぁ?今、笑ってたじゃん!」
「笑ってねー」
は?
今、笑ってたでしょ!
「こら、二人とも!」
おじさんの声で、わたしたちは、前に向き直る。
「「すみません……」」
おじさんを起こらせてはいけない。
これは、暗黙の了解。
違う!こんなことじゃない!
一緒に住むって言われたんだ!
「どうして一緒に住むんですか?」
冷静じゃないけど、冷静を装って尋ねるわたし。
「実はな、おじさん、海外に出張にいかなくてはならなくなってな。星弥は、家事出来ないから、美優ちゃんに助けてもらおうと考えているんだよ。」