人気モデルと同居love♡
わたしが、『好き』なんて伝えたら、星弥を困らせてしまうのは、分かってる。


だからこそ、そんなこと言えない。


一生伝えれないんだろうな。


わたしの初恋は、実らないまま終わってしまう運命。


なんだか、悲しい……



「ん……んんー。………美優?」


声がして下を見ると、星弥が、うっすら目を開けて、わたしを見ている。


「あ、ごめん。起こしちゃった?」


「ん。起こされた。」

わー、素直だねー


「何やってんの?」


いやいやいや、星弥が言う言葉じゃないし。


「星弥こそ、何でいるのよ?」


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