人気モデルと同居love♡
「いいけど……」


「やった!ありがと!」


「ハハ……」

そんなに喜ばなくても、ね?


「小坂くんって、今から部活?」

「うん。もう始まってるけど、別にいいって。」


「じゃあ、行ってくれていいよ?あとは、先生に出しにいくだけだし。」


そう言いながら、日誌を持って立ち上がる。



「そんなの、俺が女の子にさせると思う?」



え?


「俺が持ってくから。」


そう言って、わたしの手からスッと日誌を抜き取る。


「ほんとにいいの?」


お言葉に甘えさせてもらおうかな。


< 92 / 202 >

この作品をシェア

pagetop