mirage of story
 
 
 
 
 
 
 
「い、行こうか」


「.......うん」






二人は、ジェイドの勢いに押されつつ休む場所を求めて彼を追う。



――――。
見れば何時の間にか路地の曲がり角に消えようとしている後ろ姿。

ッ。二人はその姿を見失っては行けないと、速度を上げて必死に追い掛けていった。







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