君日記~地味女子×イケメン男子Diary~
図書室まで戻りまた資料を持って教材室まで向かう。
今度はちゃんと前を向いて歩くから大丈夫!って思って、結局さっきと同じぐらいの量を持った。
―――タッタッタッタッ……
……誰か来る!!
ちょうど曲がり角をまがろうとしていた私は一歩下がってその場に一時停止する。
どんどん誰かが走る音が近づいてくる。
そして角を曲がってきた人と目が合った。
……武田蒼弥さんっ!?
すると蒼弥はわたしと目が合ってから少し先で止まった。
「あれっ、まだお仕事?」
汗をかいていて部活のTシャツを着ているから部活だったのかな。
「はいっ」
「あとどのぐらいあるの?」
「あと少しです」
すると蒼弥は下を向いて右手で頭をかき、はぁ、と息を吐いてから私の目を見て微笑んだ。
「おい、翔太。俺ちょっと急用できちまった」
水道で水を飲んでいる長身の男子に声をかける。
「ああ、そう。じゃあ先に帰っとるわ」
今度はちゃんと前を向いて歩くから大丈夫!って思って、結局さっきと同じぐらいの量を持った。
―――タッタッタッタッ……
……誰か来る!!
ちょうど曲がり角をまがろうとしていた私は一歩下がってその場に一時停止する。
どんどん誰かが走る音が近づいてくる。
そして角を曲がってきた人と目が合った。
……武田蒼弥さんっ!?
すると蒼弥はわたしと目が合ってから少し先で止まった。
「あれっ、まだお仕事?」
汗をかいていて部活のTシャツを着ているから部活だったのかな。
「はいっ」
「あとどのぐらいあるの?」
「あと少しです」
すると蒼弥は下を向いて右手で頭をかき、はぁ、と息を吐いてから私の目を見て微笑んだ。
「おい、翔太。俺ちょっと急用できちまった」
水道で水を飲んでいる長身の男子に声をかける。
「ああ、そう。じゃあ先に帰っとるわ」