自己流恋愛組曲

「へえー、お前が告白なぁ･･･」

「んだよー」

中川の奴にやにやしやがって！
こっちは一大事なんだっつーの！

「なー、どーすればいー？中川あー！」

「んー」

んーってお前！俺が相談なんて出来る奴お前しかいねーんだからさあ！


中川ならすげえもてるし何度も告白されてんの見たし、

なんかわかるだろお！


「受けるかどーかは知らねえけどよお、

そいつのことちゃんと考えてさ、」

「･･･」

「だって安西お前さァ、そいつのことしらねーだろ？

名前もクラスだって」

好きでもないのに付き合うより
断ることのがそいつのためになるだろ。
むしろ好きじゃないのに付き合うほうが理解できねー


「･･･」

「････？･･･んだよ？」

「中川あーーーーｯｯ！！」

お母さん


中川はいい奴でした!!


「つーかお前みたいな奴に告白するのが

理解できねー」

前言撤回。


中川はひどい奴でした！