空の下にいるときに。
「俺のこと覚えてないの?」


「……へ?」




「ほら、昔さここで良くあそんでたじゃん。」





…え?もしかして?


「颯?」




わたしがそういうと、彼はにやっとした。



「ご名答。ひさしぶり、早苗。」



わたしは目を見開いた。

そ、そんなはずない。



こ、こんなかっこよくて、声の低い颯知らないよ。

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