ガラスの靴を拾うまで

第1章 登場人物

榎本零(えのもとれい)→
関東にある海城学園高等部に編入してきた女子高生。
誰にも心を開かなくなった女の子。
関西出身で現在一人暮らし。



藍川紫衣(あいかわしい)→
関東地方にある海城学園高等部にエスカレーターで進学した男子高生。
いつもニコニコして誰にでも優しいのに何故か一線を踏み込ませまいとする男の子。現在一人暮らし。

【零と紫衣の友達】

霧原礼慈（きりはられいじ）→
紫衣の友達で裏表がなく唯一対等な関係を結んでいる数少ない友人。心配性で基本怯えて過ごしている。
他の人にとても優しく滅多に怒らないが名前の特殊ぶりを気にしていて馬鹿にされるとめちゃくちゃキレる。



宍戸琴美（ししどことみ）→
零の友達で元気が取り柄の可愛い女の子。零が来るまで来る学園の姫だった（無自覚）。誰一人として心を開かなかった零に唯一めげずにアタックし続け零に諦めさせた猛者。

【零と紫衣の家族】


榎本結（えのもとゆい）→
零の双子の妹で12歳の時に事故死した。



榎本結人、舞（えのもとゆいと、まい）→
零と結の両親。結が死んでから塞ぎ込んでしまった零を心配している。
滅多に怒らない優しい両親でラブラブ。現在は結人の仕事により海外に住んでいる。


藍川信二、麗香（あいかわしんじ、れいか）→
紫衣の両親。父は仕事好きの放任主義。母は9歳の時に病死。姉は病死した母の代わりに紫衣の面倒を見た。結果、紫衣は姉には逆らわないが父はとても嫌いで家をでた。



海城学園（かいじょうがくえん）→
エスカレーター制で大学まで行ける名門校。
毎年成績が低い人は退学させられるため偏差値はかなり高い。



柊慎（ひいらぎまこと）→
海城学園の1年S組の担任。
口は悪いが面倒見が良く生徒から好かれている。