君がいる普通


「小学生の時から、好きだったと思う」

そう伝えたのはメールだった。
元はと言えばこれがきっと間違っていた。
顔も見えない、声も聞こえない、感情が分からない。
そんな状況で伝えるんじゃ無かった……

でも返事は意外なもので、
「え、マジ?」
「うん」
という感じがしばらく続き、2人が辿り着いたのは

「じゃあ付き合う?」

心が締め付けられるような喜びに溺れた。
そこから2人は付き合うことになった。

< 5 / 21 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop