君がいる普通
「小学生の時から、好きだったと思う」
そう伝えたのはメールだった。
元はと言えばこれがきっと間違っていた。
顔も見えない、声も聞こえない、感情が分からない。
そんな状況で伝えるんじゃ無かった……
でも返事は意外なもので、
「え、マジ?」
「うん」
という感じがしばらく続き、2人が辿り着いたのは
「じゃあ付き合う?」
心が締め付けられるような喜びに溺れた。
そこから2人は付き合うことになった。