恋涙




あたしはケータイを拾いあげた。





ついこの前までは、龍也のメール待ってたくせに…







「…ごめんねっ」






あたしは静かに龍也のメールを削除した。







もう一生届くことはない






『1件削除しました』





その文字を見た途端、何故だか罪悪感が…








「…りゅっ…や」









ケータイを握りしめて、あたしはベットに寝転がった。








今日は学校を休もう。




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