恋涙
私なんて、全然真逆で。
かないっこない。
龍也は本当に優しかった。
最後まで、私が泣かないようにって…
「ダメだよ…龍也。泣いちゃうじゃん」
手には色とりどりの花束。
「こんな物…貰ったってさ。」
私は花束をバサッと落とした。
ねぇ?この涙の終わりは訪れるのでしょうか??
大好きだった人。
どうか幸せになって下さいー…
「ばいばい。龍也…」
私は花束を落としたまま、歩きだした。
でも…これで終わった訳じゃなかったんだ。
私の人生はこれから崩れかけたんだー…