涙の記憶
第1章
〜初めての出会い〜
「はぁ...」
高校生活が始まって半年、紅葉が綺麗な校庭に目を向けてため息をつく。
「梨花??どうしたの?」
話しかけてきたのは幼馴染の遥輝だった。
「いやぁ、最近いい出会いがなくてさ」
そう言って大きなため息をつく。
「ふーん、高校入ってまだ彼氏できてねぇの?」
「うるさいな〜遥輝は?」
「俺は真希がいるから♡」
遥輝はあたしの親友の真希と付き合っている
きっかけはあたしと真希が話してるところを目撃した遥輝が一目惚れをして真希に猛アタックをした
「この学校で真希以上の女はいねぇな」
遥輝はニヤニヤしながら私の方を見つめた
私はそんな遥輝を無視して携帯を見つめた
高校に入って半年告白は受けた事があるが
付き合ったりはしなかった
その時
「おはよ梨花!」
後ろから真希が抱きしめてきた
「おぉ!真希〜!おはよぉ!」
真希はうちの学年で1番モテると思う
性格も良いし顔も可愛いおまけに頭も良くて
運動神経も抜群
まるであたしとは正反対。
でもあたしと真希は小学校からずっと一緒だ
「遥輝君今日一緒に帰れる?」
真希が言った
「悪い、今日柊真と遊ぶんだわ」
「あぁ、柊真君か、あの子仕事じゃないの?」
「今日休みなんだってさ」
「そう、あんま遊びすぎちゃダメだよ?」
「大丈夫だよ、ありがとうな」
そんな会話をする真希と遥輝を見るのが私は好きだった。
いつか私も同じ学校人とこうやって話したいと密かに思っていたから。
2章に続く
〜初めての出会い〜
「はぁ...」
高校生活が始まって半年、紅葉が綺麗な校庭に目を向けてため息をつく。
「梨花??どうしたの?」
話しかけてきたのは幼馴染の遥輝だった。
「いやぁ、最近いい出会いがなくてさ」
そう言って大きなため息をつく。
「ふーん、高校入ってまだ彼氏できてねぇの?」
「うるさいな〜遥輝は?」
「俺は真希がいるから♡」
遥輝はあたしの親友の真希と付き合っている
きっかけはあたしと真希が話してるところを目撃した遥輝が一目惚れをして真希に猛アタックをした
「この学校で真希以上の女はいねぇな」
遥輝はニヤニヤしながら私の方を見つめた
私はそんな遥輝を無視して携帯を見つめた
高校に入って半年告白は受けた事があるが
付き合ったりはしなかった
その時
「おはよ梨花!」
後ろから真希が抱きしめてきた
「おぉ!真希〜!おはよぉ!」
真希はうちの学年で1番モテると思う
性格も良いし顔も可愛いおまけに頭も良くて
運動神経も抜群
まるであたしとは正反対。
でもあたしと真希は小学校からずっと一緒だ
「遥輝君今日一緒に帰れる?」
真希が言った
「悪い、今日柊真と遊ぶんだわ」
「あぁ、柊真君か、あの子仕事じゃないの?」
「今日休みなんだってさ」
「そう、あんま遊びすぎちゃダメだよ?」
「大丈夫だよ、ありがとうな」
そんな会話をする真希と遥輝を見るのが私は好きだった。
いつか私も同じ学校人とこうやって話したいと密かに思っていたから。
2章に続く
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