同期に恋して 〜ずっと片思い〜
一度着替えに戻りたいという私に、涼真はしぶしぶ納得して、私は一度家に戻ってきた。
約束の時間はお昼の12時。
1時間と少しの時間で準備をしなければならないのに、私は一人ソファーに座り込んだ。
これ以上踏み込むのは怖い。
今までと自分の気持ちが何かが違う気がする。
涼真はだれも好きにならないし、かわいそうな同期の私に同情してくれただけなのに、そして、私自身、涼真と話せなくなったり、一緒にいられなくなるのなら、同期の関係でいたい。
そう思っていたはずなのに。
一緒にいられることに、嫌でも嬉しくなる自分がいた。
ニセ彼をさせる上に、休日にデートのようなお出かけなんて……。
止められなくなりそうな自分の気持ちが怖くなり、今からでも断ろうかとスマホを手にした。
約束の時間はお昼の12時。
1時間と少しの時間で準備をしなければならないのに、私は一人ソファーに座り込んだ。
これ以上踏み込むのは怖い。
今までと自分の気持ちが何かが違う気がする。
涼真はだれも好きにならないし、かわいそうな同期の私に同情してくれただけなのに、そして、私自身、涼真と話せなくなったり、一緒にいられなくなるのなら、同期の関係でいたい。
そう思っていたはずなのに。
一緒にいられることに、嫌でも嬉しくなる自分がいた。
ニセ彼をさせる上に、休日にデートのようなお出かけなんて……。
止められなくなりそうな自分の気持ちが怖くなり、今からでも断ろうかとスマホを手にした。