同期に恋して 〜ずっと片思い〜

「じゃあ急ぐぞ!でも昼飯にはならないな……」
そんな事を涼真は言っているが、私は今まで冷たかった手が涼真の熱に包まれ、顔まで赤くなりそうだった。

これは同期の範囲内?
それともちょっとだけ同期以上?

そんな事を思いながら、私は涼真の後姿を見つめた。
たくさんの人が並ぶ列の最後尾に私達も並び、涼真はメニューを見上げた。

ワゴン車のような外のお店には、女の子同士や、カップルが多くみられ、可愛らしいスカートの女の子が多くいて、私はやっぱりスカート履けばよかったかなと思いつつキョロキョロしていた。
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