【完】無自覚な誘惑。〜俺だけを見てよ、センパイ〜
そんなことを思ったのは、意識が朦朧としていて、正常な思考回路ではなかったからだろうか。


それとも……それが俺の、本心だったのだろうか。



ただひとつだけはっきり言えるのは、この人をずっと、抱きしめていたいと思った。

静香先輩の体温は、心地いいほど暖かった。




【side 和泉】-END-



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