飴
ご飯、目玉焼き、味噌汁
いつも食べているご飯だったが
病院のご飯が続いていたため、
家で食べるご飯は
とてもおいしく感じた。
のんびりと支度をしていると
外からひなみの声が聞こえた。
「りんかー、学校行くよぉー!」
「ほらぁー、ひなみちゃん来てるわよ
早く支度しなさーい」
ひなみは、小学生の時から仲の良い
いわゆる、幼なじみだ。
学年一と言うぐらい、元気で明るく
運動神経も抜群だ。
ただ、勉強はと言うと・・・
心配なので勉強を一緒にしている。
「今行きまーふ」
歯磨きを急いですませて、玄関を出た。