飴
「りんかぁーーーー!!」
外に出た途端、強い力で
抱きついてきた。
「・・・ひ、ひなみ・・・くるじい」
そんな言葉を無視するかのように
「ほんとに!心配したんだからねー!、
事故って何よォーーバカぁー」
きっと、たくさん心配をかけてしまったらしい。
「心配かけてごめんねー、腕はやっちゃったけど
他はなーんともないよ!」
「良かったぁーほんとーに早く学校行こ!
りんかがいない間、めっちゃ寂しかったんだからーぁ」
「うん、行こっか」