秘密の出産が発覚したら、クールな御曹司に赤ちゃんごと愛されています
「もう少し時間あるよな?」
「うん、そうだね」
現在時刻八時。出勤するのは八時十五分くらいなので、少しだけ時間がある。
「それまでの間、友里に触れていたい」
「あ……っ」
ぐいっと迫られてしまい、ソファの上に押し倒される。逃がさないと言わんばかりに、直樹は私の手を縫い付けるように押し付けた。
熱く見つめたあと、甘いキスを何度もされる。
朝から、こんなこと……!って思うのに、抵抗できない。柔らかなくちびるの感触に溺れて、直樹のことを求めてしまう。
「も……ダメ、だよ」
くちびるが離れた瞬間に話しかけても、直樹はやめる素振りを見せない。嬉しそうに微笑みながらキスを繰り返して、ぎゅっと抱き締める。
「だって目の前に友里がいると、止まらなくなる。ああ、時間がもっとあったら……」
「こら、手……っ! もう……直樹」
これ以上進んではいけないと言いながら、直樹の手はどんどん先に進もうとしている。出勤の時間が刻々と近づいてきているのに、エスカレートしていって困る。
「うん、そうだね」
現在時刻八時。出勤するのは八時十五分くらいなので、少しだけ時間がある。
「それまでの間、友里に触れていたい」
「あ……っ」
ぐいっと迫られてしまい、ソファの上に押し倒される。逃がさないと言わんばかりに、直樹は私の手を縫い付けるように押し付けた。
熱く見つめたあと、甘いキスを何度もされる。
朝から、こんなこと……!って思うのに、抵抗できない。柔らかなくちびるの感触に溺れて、直樹のことを求めてしまう。
「も……ダメ、だよ」
くちびるが離れた瞬間に話しかけても、直樹はやめる素振りを見せない。嬉しそうに微笑みながらキスを繰り返して、ぎゅっと抱き締める。
「だって目の前に友里がいると、止まらなくなる。ああ、時間がもっとあったら……」
「こら、手……っ! もう……直樹」
これ以上進んではいけないと言いながら、直樹の手はどんどん先に進もうとしている。出勤の時間が刻々と近づいてきているのに、エスカレートしていって困る。