秘密の出産が発覚したら、クールな御曹司に赤ちゃんごと愛されています
そして食事のあとは、樹里の面倒を見ておいてくれるから、家事がスムーズに進んで助かった。樹里も直樹に遊んでもらえて、とても嬉しそうだった。
お風呂タイムが終わると、直樹が寝かしつけをしたいと言い出し、樹里とふたりで寝室に向かっていった。樹里の寝かしつけをしないなんて、初めての出来事で、久しぶりのひとりの時間を満喫することができた。
……ひとりの時間って、何をすればいいんだろう?
樹里を産むまでは、自分の時間があって、何かをしていたはずなんだろうけど、それが何だったか思い出せない。
ゆっくりとする時間をもらって、とりあえず慣れないスマホを操作してみる。料理の写真やレシピを検索している間に、直樹が寝室から出てきた。
「はしゃいでいた割に、すぐに寝たよ。寝顔めちゃくちゃ可愛いな」
「そうでしょ? 直樹にそっくりだよ」
「ええ? 俺あんなに可愛いの?」
「自分で言っちゃう?」
顔を見合わせて、ふたりで吹き出す。
お風呂タイムが終わると、直樹が寝かしつけをしたいと言い出し、樹里とふたりで寝室に向かっていった。樹里の寝かしつけをしないなんて、初めての出来事で、久しぶりのひとりの時間を満喫することができた。
……ひとりの時間って、何をすればいいんだろう?
樹里を産むまでは、自分の時間があって、何かをしていたはずなんだろうけど、それが何だったか思い出せない。
ゆっくりとする時間をもらって、とりあえず慣れないスマホを操作してみる。料理の写真やレシピを検索している間に、直樹が寝室から出てきた。
「はしゃいでいた割に、すぐに寝たよ。寝顔めちゃくちゃ可愛いな」
「そうでしょ? 直樹にそっくりだよ」
「ええ? 俺あんなに可愛いの?」
「自分で言っちゃう?」
顔を見合わせて、ふたりで吹き出す。