隣人はクールな同期でした。
結婚式とかに呼ばれるドレス?
いつものスーツ?

ドレスコードとか
しっかりしないといけない…か。


「今からすでに緊張してきた…」


堅苦しいところって苦手なんだよ。
お酒飲んで気を紛らわそ。←普通にダメだろ。仕事なんだから。
※良い大人はマネしないように。


―――13:30


「なんにも心当たりがないのに
本当どうして先生はアタシ指名なの。
 ほとんど関わってないはず」


独り言をまたブツブツ言いながら
少し遅めのお昼は
食堂にて生姜焼き定食をモグモグ。


「あれ?セツナじゃん」


聞き覚えのある声に呼ばれ
米を口に運びつつ振り返ると
同じく今からお昼を食べようと
お盆を手にこちらに向かって歩いてくる陽向さんの姿が。


「…お疲れ様です」

「珍しいな
 この時間にお昼が一緒になるって」

「…えぇ、まぁ。
 仕事が忙しかったんで」

「そっか忙しかったんだな。
 相席してもいいか?」

「…はい、どうぞ」


4人掛けのテーブルの
空いてるアタシの正面へと腰を下ろす陽向さん。
アナタはトンカツ定食ですか。
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