時には優しく…微笑みを
周りから見ると、多分ただのバカップル。諒太さんや結子さんが見たら、呆れられるだろう。
けど、責めの拓海さんじゃなく、責められてる拓海さんが新鮮で、すご愛おしく思った。
だから、つい意地悪をしてみたくなったりして。
このままの時間が過ぎてくれたら…何度も思った。
「朋香…俺は慌てるつもりない。ゆっくりいこう…一緒にいてくれるか?」
「はい。拓海さん…離さないで下さいね」
ゆっくりいこう。
お互いを確かめるように、私達はキスをした。
それ以上もそれ以下もない。
私は拓海さんの横で笑っていたい。
その手を掴んでいたい。
お願い、私の手を離さないで。
私達の1日がそうして過ぎていった。
けど、責めの拓海さんじゃなく、責められてる拓海さんが新鮮で、すご愛おしく思った。
だから、つい意地悪をしてみたくなったりして。
このままの時間が過ぎてくれたら…何度も思った。
「朋香…俺は慌てるつもりない。ゆっくりいこう…一緒にいてくれるか?」
「はい。拓海さん…離さないで下さいね」
ゆっくりいこう。
お互いを確かめるように、私達はキスをした。
それ以上もそれ以下もない。
私は拓海さんの横で笑っていたい。
その手を掴んでいたい。
お願い、私の手を離さないで。
私達の1日がそうして過ぎていった。