苦くて甘いミルクティー
第2章 はじめての出会い
今日ははじめての授業がある。全部HRなんだけど、そのうちの
2時間は、自己紹介の時間だ。
実は、私人前で話すのが苦手。人前に出ると赤面症になってしまい、耳まで一気に赤くなってしまう。
そんな事を考えながら、朝の準備をして学校へと向かった。
坂を上っていると、「ももちゃんおはよ!」と抱きついてきた子がいて、一瞬びっくりしたけど、それはあいちゃんと、なおちゃんの2人だった。「おはよう!あいちゃん!なおちゃん!びっくりしたよ~~~」なんて言って笑っていたら、さっきまでの緊張は次第にほぐれていった。そして教室について、席に着いた。担任先生が入ってきて、SHRが始まった。始まったと同時に、A4の紙が2枚配られた。
全員に紙が行き渡ったのを先生は確認し、説明が始まった。「1枚目は、委員会の候補の紙。ここに第3希望までかいてくれ。2枚目は、自己紹介カード2時間目に自己紹介をしてもらう。そのときに言う事を書いてほしい。そして、この紙は、後ろの掲示板に貼るからなるべく大きな字で書くこと!んで、教の1時間目はこの紙を完成させてもらうからよろしく。」じゃあ、1時間目の準備をしたものから休み時間!!とだけ先生は言って、教室を出て行った。
1時間目には、自己紹介カードに時間を使いたかったから、休み時間に、自分の学年クラス名前をかいて、第一希望から第三希望まで書いた。第一希望は、保健委員、第二希望は放送委員、第三希望は、文化祭実行委員。どれになるかはわからないから、どきどきしてる。
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