ひと夏の恋をキミと
顎に手を当てながら
何かを考えている愛美が
綺麗でとても絵になっていた。
「姫奈はさ…、なんで続きを
聞かなかったの…?」
それは…
「聞きたくなかったの…。
聞いたら怖くなるから…。」
…自分がこの世からいなくなることが。
すごく切ない顔をした愛美に弁解した。
「でもね!さっき陽輝が言ってくれたの。
『俺が信じる』って。
陽輝は核心をつくことは何も
言わなかったけど、きっと気付いてる。
私がどんな病気かとか
あと、どれくらい生きられるのかとか
そういう事は分からないだろうけど、
なにか感じ取ってる。
じゃなきゃ”信じる”なんて
言えないでしょ?」
思ってたよりも
サラッと話せた自分に驚いた。
何かを考えている愛美が
綺麗でとても絵になっていた。
「姫奈はさ…、なんで続きを
聞かなかったの…?」
それは…
「聞きたくなかったの…。
聞いたら怖くなるから…。」
…自分がこの世からいなくなることが。
すごく切ない顔をした愛美に弁解した。
「でもね!さっき陽輝が言ってくれたの。
『俺が信じる』って。
陽輝は核心をつくことは何も
言わなかったけど、きっと気付いてる。
私がどんな病気かとか
あと、どれくらい生きられるのかとか
そういう事は分からないだろうけど、
なにか感じ取ってる。
じゃなきゃ”信じる”なんて
言えないでしょ?」
思ってたよりも
サラッと話せた自分に驚いた。