ひと夏の恋をキミと
俺に出来る事
陽輝Side
部屋で一人、姫奈とお揃いの
キーホルダーを眺める。
さっきの姫奈の言葉と顔が
頭から離れない。
俺に『好き』と言う事さえも
許してくれなった。
でも、ただ拒否しているんじゃなくて
何かに怯えているようにも
見えたんだ。
だから俺は何も言う事が出来ず
そのまま帰宅して今に至る。
シルバーのハートの片割れは
キラキラと光を放って揺れる。
この光景がなんだか無性に虚しい。
このキーホルダーみたいに
俺も光になれたらいいのに。
そんな出来もしない事を
思っていた時だった
---コンコン
部屋をノックされる音が聞こえた。
正直今は誰とも
会いたくないんだけどな…。
部屋で一人、姫奈とお揃いの
キーホルダーを眺める。
さっきの姫奈の言葉と顔が
頭から離れない。
俺に『好き』と言う事さえも
許してくれなった。
でも、ただ拒否しているんじゃなくて
何かに怯えているようにも
見えたんだ。
だから俺は何も言う事が出来ず
そのまま帰宅して今に至る。
シルバーのハートの片割れは
キラキラと光を放って揺れる。
この光景がなんだか無性に虚しい。
このキーホルダーみたいに
俺も光になれたらいいのに。
そんな出来もしない事を
思っていた時だった
---コンコン
部屋をノックされる音が聞こえた。
正直今は誰とも
会いたくないんだけどな…。