ひと夏の恋をキミと
✿第二章✿
出逢い
梅雨が明け夏休みに入った。
私に残された時間は
あと2ヶ月ほど____
「姫奈~!!海~~!!!」
隣で嬉しそうにはしゃいでるのは
もちろん愛美。
うちが海の家をやると言ったら
私が聞くまでもなく
手伝うと言ってきた。
「彼氏ゲットするよ~!」
本当の目的はこれみたいだけど…。
「そんな出逢いなんて案外ないよ?」
「嘘だ~!海だよ!?夏だよ!?」
どんな理屈…。
「だって、いままでだって
声かけられたでしょ?」
「まぁ、そういうのはあったけど
みんな酔っぱらってる人だし
同い年くらいの人との関わりはなかったな~。」
私の言葉にあからさまに
肩を落とす愛美。
「愛美は可愛いんだから
わざわざここで作らなくても
いいんじゃないの?」
私に残された時間は
あと2ヶ月ほど____
「姫奈~!!海~~!!!」
隣で嬉しそうにはしゃいでるのは
もちろん愛美。
うちが海の家をやると言ったら
私が聞くまでもなく
手伝うと言ってきた。
「彼氏ゲットするよ~!」
本当の目的はこれみたいだけど…。
「そんな出逢いなんて案外ないよ?」
「嘘だ~!海だよ!?夏だよ!?」
どんな理屈…。
「だって、いままでだって
声かけられたでしょ?」
「まぁ、そういうのはあったけど
みんな酔っぱらってる人だし
同い年くらいの人との関わりはなかったな~。」
私の言葉にあからさまに
肩を落とす愛美。
「愛美は可愛いんだから
わざわざここで作らなくても
いいんじゃないの?」