ひと夏の恋をキミと
最初の対戦は私達と
里美ちゃん・大樹君ペア。
「姫奈、運動出来るの?」
始まる前に陽輝が
心配そうな目で私に聞いてきた。
「出来るよ!中学の時
バレー部だったもん!」
へへんと胸を張ると
嘘だとでも言わんばかりの
視線を向けてきた。
私、そんなに
運動出来なそうな顔してるのかな?
「バレー出来るからね!?」
なんだか悔しくて言い返してみる。
「だって姫奈よく転ぶじゃん。」
「それ関係ないでしょ!」
1人でヒートアップしていると
「はいはい、悪かったよ!
期待してる。」
と、なだめるように
私の頭をポンポンした。
いつもならドキッとするところなんだけど
今の私はそれどころではなくて
ただ見返そうと闘志を燃やしていた。
里美ちゃん・大樹君ペア。
「姫奈、運動出来るの?」
始まる前に陽輝が
心配そうな目で私に聞いてきた。
「出来るよ!中学の時
バレー部だったもん!」
へへんと胸を張ると
嘘だとでも言わんばかりの
視線を向けてきた。
私、そんなに
運動出来なそうな顔してるのかな?
「バレー出来るからね!?」
なんだか悔しくて言い返してみる。
「だって姫奈よく転ぶじゃん。」
「それ関係ないでしょ!」
1人でヒートアップしていると
「はいはい、悪かったよ!
期待してる。」
と、なだめるように
私の頭をポンポンした。
いつもならドキッとするところなんだけど
今の私はそれどころではなくて
ただ見返そうと闘志を燃やしていた。