ひと夏の恋をキミと
…バイバイ
とうとうやってきてしまった最終日。
今日は最後のバイトだからと
みんな気合を入れ直していたけど
お客さんは案外少なく、
1日があっさり終わってしまった。
「みんなありがとうございました!
これ、1ヶ月分のお給料。」
お父さんとお母さんから
手渡しされた給料袋を
握りしめていた。
「はい、姫奈も。」
…え?
「今年から高校生だし
ちゃんと出さないとね!」
私にもみんなと同じ
給料袋が手渡された。
初めてもらったお給料。
この夏は初めて尽くしだった。
「それで今日のお祭り
楽しんできなさい。」
お母さんに微笑まれ
私は大きく頷いた。
今日は最後のバイトだからと
みんな気合を入れ直していたけど
お客さんは案外少なく、
1日があっさり終わってしまった。
「みんなありがとうございました!
これ、1ヶ月分のお給料。」
お父さんとお母さんから
手渡しされた給料袋を
握りしめていた。
「はい、姫奈も。」
…え?
「今年から高校生だし
ちゃんと出さないとね!」
私にもみんなと同じ
給料袋が手渡された。
初めてもらったお給料。
この夏は初めて尽くしだった。
「それで今日のお祭り
楽しんできなさい。」
お母さんに微笑まれ
私は大きく頷いた。