ひと夏の恋をキミと
「いやぁ~かっこよかったね陽輝君!」
卒業証書をぶんぶん
振りながら肩を組んできた大樹。
「お前な…、でも、サンキュ。」
「おう!」
余りにも近い大樹を
引き離そうとしてると
「あ、あの…っ!」
後ろから声を掛けられ振り返ると
顔を真っ赤に染めた女の子が一人、
そこにいた。
「ん?どうした?」
大樹が聞くと
「あ、の、陽輝先輩…。」
…俺?
大樹はなんだかニヤニヤしながら
どこかへ行ってしまった。
「…なに?」
そう聞いただけなのに
更に顔を赤くしたこの子。
「あ、あの、私、その…
ず、ずっと好きでした!
さっきの話聞いて、陽輝先輩が
すごく大事に想ってる人がいることは
分かったんですけど…、
気持ちだけ伝えたくて…。」
卒業証書をぶんぶん
振りながら肩を組んできた大樹。
「お前な…、でも、サンキュ。」
「おう!」
余りにも近い大樹を
引き離そうとしてると
「あ、あの…っ!」
後ろから声を掛けられ振り返ると
顔を真っ赤に染めた女の子が一人、
そこにいた。
「ん?どうした?」
大樹が聞くと
「あ、の、陽輝先輩…。」
…俺?
大樹はなんだかニヤニヤしながら
どこかへ行ってしまった。
「…なに?」
そう聞いただけなのに
更に顔を赤くしたこの子。
「あ、あの、私、その…
ず、ずっと好きでした!
さっきの話聞いて、陽輝先輩が
すごく大事に想ってる人がいることは
分かったんですけど…、
気持ちだけ伝えたくて…。」