ひと夏の恋をキミと
私も一度でいいから
誰かを好きになって
誰かに愛されてみたかったなって。
ちょっとだけ思う。
「また…。」
「ん?」
「また、切ない顔してる。」
切ない…?
「昨日、会った時から思ってた。
なんか切なそうに笑うなって。」
陽輝君の表情はふざけてるわけではなく
本気だった。
「…そんな顔してるかなぁ?
元々こうだと思うけど!」
「それ、無理してるみたい。
俺が子犬みたいって笑ったでしょ?
あの時の笑顔が本物だった。」
痛いところを突かれた。
愛美にはばれなかったのに
どうして昨日会ったばっかりの
陽輝君には分かってしまうんだろう。
何も言い返せず
黙っていると
誰かを好きになって
誰かに愛されてみたかったなって。
ちょっとだけ思う。
「また…。」
「ん?」
「また、切ない顔してる。」
切ない…?
「昨日、会った時から思ってた。
なんか切なそうに笑うなって。」
陽輝君の表情はふざけてるわけではなく
本気だった。
「…そんな顔してるかなぁ?
元々こうだと思うけど!」
「それ、無理してるみたい。
俺が子犬みたいって笑ったでしょ?
あの時の笑顔が本物だった。」
痛いところを突かれた。
愛美にはばれなかったのに
どうして昨日会ったばっかりの
陽輝君には分かってしまうんだろう。
何も言い返せず
黙っていると