ひと夏の恋をキミと

絶対大丈夫

姫奈Side

いつの間にか眠っていた私が
目を覚ましたのは14:00。

目を覚ました時
隣にいたのは


「姫奈…、大丈夫?」


愛美だった。


「…うん、もう大丈夫!
昨日寝れてなくて!」


そう言っても愛美の表情は
曇ったまま。


「…姫奈。」


「ん?」


「ずっとね、黙ってようと思ってたの。
だけど、私もう耐えられない!
最近よくぼーっとしてるし、
なんか笑い方がぎこちないって言うか…。
なにかあったなら教えてほしい。
私そんなに頼りないかな…?」


躊躇いながらも本音をぶつけてくれた愛美。
気付いてたんだね…。
私は隠し事をすることで
こんなにも愛美を
傷付けていたのかと
やっと気付いた。
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