空をつかむ~あなたがどこまでも愛しくて
醍はステージの真ん中で立っている私をそのままぎゅっと抱きしめる。
会場から「ピー」という口笛で何人かに冷やかされる。
彼にだけ聞こえるように「恥ずかしいよ」と言ってみる。
それでも醍はその腕を緩めることをしなかった。
そして、私の耳元に口を近づけて言った。
「俺の永遠の人になって下さい」
「え?」
おもむろに彼の体が離れていく。
スポットライトに照らされた彼の姿は輝いていて、その目は今にも涙がこぼれそうなほどに潤んでいた。
私は彼ににっこり微笑むとその言葉に対してはっきりと大きく頷く。
「ありがとう」と言って彼はまた私を抱き締めた。
会場はいつの間にか拍手の渦に包まれている。
皆から祝福を受けているような夢のような時間。
私達はこの日、この場所で永遠に二人でいようという約束を交わした。
会場から「ピー」という口笛で何人かに冷やかされる。
彼にだけ聞こえるように「恥ずかしいよ」と言ってみる。
それでも醍はその腕を緩めることをしなかった。
そして、私の耳元に口を近づけて言った。
「俺の永遠の人になって下さい」
「え?」
おもむろに彼の体が離れていく。
スポットライトに照らされた彼の姿は輝いていて、その目は今にも涙がこぼれそうなほどに潤んでいた。
私は彼ににっこり微笑むとその言葉に対してはっきりと大きく頷く。
「ありがとう」と言って彼はまた私を抱き締めた。
会場はいつの間にか拍手の渦に包まれている。
皆から祝福を受けているような夢のような時間。
私達はこの日、この場所で永遠に二人でいようという約束を交わした。