【最愛婚シリーズ】極上CEOにいきなり求婚されました
「今でもこんなに幸せなのに?」
「今と比べものにならないくらい、幸せにする。その自信があるんだ」
微笑むケイトはわたしの頬を優しくなでた。
「だったら、わたしもケイトをおもいっきり幸せにする」
わたしも彼の頬に手を伸ばした。
「ふつつかものですが、よろしくお願いします」
そう口にした瞬間、ケイトの腕がわたしを思いっきり抱きしめた。背
の高い彼にそうされてわたしはつま先立ちになった。
「ありがとう。誰より、何より大切にする」
「うん。わたし、ケイトの側にいられて本当にうれしいよ」
わたしが背中に手を回し彼を抱きしめ返す。
「もう一回、キスしていい?」
「ダメよ。もう閉館時間だもの」
壁にかかった時計をふたりで見る。
「あと五分ある」
ケイトはそう言うと、わたしが逃げ出す前にチュと唇を奪った。
そんな幸せそうな顔されたら、なんでも許してしまいそう。
そんなわたしの心のうちをお見通しと言わんばかりに、彼は顔を傾けて今度は深いキスをしてきた。
舌先で唇をくすぐったり、ときどき優しく食んだり。じゃれているような、それでいて官能的で。
「ダメ、本当にここまで」
彼の胸に手をあてて、押しやった。
「そんな顔で言われても、やめられない。色っぽすぎる」
もう一度彼が唇を奪おうとした瞬間、閉館の合図の蛍の光が流れ出す。
「ほら、もうおしまい。昔もこの音楽が流れたら帰っていたでしょう?」
彼も思い出したのか「ああ」と笑いながら答えた。
「今と比べものにならないくらい、幸せにする。その自信があるんだ」
微笑むケイトはわたしの頬を優しくなでた。
「だったら、わたしもケイトをおもいっきり幸せにする」
わたしも彼の頬に手を伸ばした。
「ふつつかものですが、よろしくお願いします」
そう口にした瞬間、ケイトの腕がわたしを思いっきり抱きしめた。背
の高い彼にそうされてわたしはつま先立ちになった。
「ありがとう。誰より、何より大切にする」
「うん。わたし、ケイトの側にいられて本当にうれしいよ」
わたしが背中に手を回し彼を抱きしめ返す。
「もう一回、キスしていい?」
「ダメよ。もう閉館時間だもの」
壁にかかった時計をふたりで見る。
「あと五分ある」
ケイトはそう言うと、わたしが逃げ出す前にチュと唇を奪った。
そんな幸せそうな顔されたら、なんでも許してしまいそう。
そんなわたしの心のうちをお見通しと言わんばかりに、彼は顔を傾けて今度は深いキスをしてきた。
舌先で唇をくすぐったり、ときどき優しく食んだり。じゃれているような、それでいて官能的で。
「ダメ、本当にここまで」
彼の胸に手をあてて、押しやった。
「そんな顔で言われても、やめられない。色っぽすぎる」
もう一度彼が唇を奪おうとした瞬間、閉館の合図の蛍の光が流れ出す。
「ほら、もうおしまい。昔もこの音楽が流れたら帰っていたでしょう?」
彼も思い出したのか「ああ」と笑いながら答えた。