【最愛婚シリーズ】極上CEOにいきなり求婚されました
「そういうわけじゃ……あっ……んっ」
あっという間に唇を奪われた。車の中、外は結構な人通りがある。
こんなこと良くないと分かっているけれど、罪悪感よりもキスのトキメキにわたしの心が負けてしまった。
それでもケイトからのキスで心がどんどん満たされていく。愛されている、そう実感できる。
彼の首に腕を回す。息継ぎと息継ぎの合間に唇が触れあったまま彼がささやいた。
「芽衣子さんの心の声、たくさん聞かせて。これからもずっと」
そうしてキスはますます深くなる。
わたしたちは、お互いの心を確かめ合うように甘いキスを続けた。
使った人がみんな幸せになれるロッカー。
もしかしたらあなたの会社にもあるかもしれません。ロッカールームのずーっと奥で、みんなに忘れられている幸せを呼ぶ結婚ロッカー。
あなたはそれを信じますか?
END