私と30センチの恋に落ちてください
「ここ?那須って書いてる」
「ここだよ!」
「えーホント?」
友達と一緒に玄関前まで行く。
「ちょっと待って。ここいてよ」
友達が見えないとこで待ってるっていうのを引き留める。
でも、結構心は決まってて。
不思議と、インターホンを鳴らすまでに時間がかからなかった。
「じゃ、私はここで」
そういって友達は、自転車を置いた場所へ戻っていく。
インターホンから、海斗くんのお母さんの声が聞こえた。
はいっと、声が聞こえて、幼稚園のときに海斗くんと一緒に手を繋いで歩いたことを思い出した。
後ろには海斗くんのお母さんがいて、私のお母さんが、前からふたりの写真を撮った。
私が初めて手を繋いだ相手。
初の彼氏よりも先って、なんかややこしい。
今まで何とも思わなかったけど、今の私にとってはいい思い出。
ちょっと待つと、海斗くんが出てきた。
「ここだよ!」
「えーホント?」
友達と一緒に玄関前まで行く。
「ちょっと待って。ここいてよ」
友達が見えないとこで待ってるっていうのを引き留める。
でも、結構心は決まってて。
不思議と、インターホンを鳴らすまでに時間がかからなかった。
「じゃ、私はここで」
そういって友達は、自転車を置いた場所へ戻っていく。
インターホンから、海斗くんのお母さんの声が聞こえた。
はいっと、声が聞こえて、幼稚園のときに海斗くんと一緒に手を繋いで歩いたことを思い出した。
後ろには海斗くんのお母さんがいて、私のお母さんが、前からふたりの写真を撮った。
私が初めて手を繋いだ相手。
初の彼氏よりも先って、なんかややこしい。
今まで何とも思わなかったけど、今の私にとってはいい思い出。
ちょっと待つと、海斗くんが出てきた。