私と30センチの恋に落ちてください
なんで今日はこんなに遅かったんだろう。



そんなことを考えていると、京都から引っ越してきた友達が「他に誰からチョコもらったか聞いてくる」と言って、聞いてきてくれた。


「なつだけって言ってたで。他には誰にも貰ってないって」


そういうと、隣にいたもうひとりの恋愛相談に乗ってくれる友達がいいじゃんっと言って私の腕を軽めに叩いた。




「私だけ」




いつもは、そんな言葉、仲間外れにされてるみたいっていうか、悪い印象しかなくて。
だけど、この時だけはいい言葉に聞こえて。




月曜日。



休み明けで、本当は嫌いなのに、この日の私は本当に幸せだった。
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