あなたに恋のお届けものです
***
今日はちゃんと退出時間に間に合ったぞー!少しずつだけどここの暮らしにも慣れ始めてる。
って、まあ、早く帰りたいけど。
そのためには松田君を好きになって両想いにならなきゃいけないんだよね……。
今日は色んなことがあった。高浜先輩が紙を書いたことがわかった。ここがゲームの世界と知った、松田君を選んだ。
そして…松田君に400円のカレーセットを奢った。
いつまで続くんだろ…。
「真由子さん。」
この声は…悠里!
「悠里!」
悠里は私が振り向くとにこっと微笑んだ。
「大丈夫。今日はちゃんと間に合わせるから、ちょっと話そうよ。」
「うん。」
そういえば…私は悠里って呼び捨てなのに、悠里は私のことをいつも「真由子さん」って呼んでる。
後輩なら真由子先輩だと思うし、さん、をつけるってことは後輩?だし…。でも、ここの生徒ではないし、何で?
「どうしたの?」
「悠里って…」
聞き方によっては怪しまれる。私は必死に頭を回転させた。
「私は悠里って呼んでるけど、悠里は私をさん付けなしで呼んでくれないの?」
よし!これなら大丈夫!私天才!
今日はちゃんと退出時間に間に合ったぞー!少しずつだけどここの暮らしにも慣れ始めてる。
って、まあ、早く帰りたいけど。
そのためには松田君を好きになって両想いにならなきゃいけないんだよね……。
今日は色んなことがあった。高浜先輩が紙を書いたことがわかった。ここがゲームの世界と知った、松田君を選んだ。
そして…松田君に400円のカレーセットを奢った。
いつまで続くんだろ…。
「真由子さん。」
この声は…悠里!
「悠里!」
悠里は私が振り向くとにこっと微笑んだ。
「大丈夫。今日はちゃんと間に合わせるから、ちょっと話そうよ。」
「うん。」
そういえば…私は悠里って呼び捨てなのに、悠里は私のことをいつも「真由子さん」って呼んでる。
後輩なら真由子先輩だと思うし、さん、をつけるってことは後輩?だし…。でも、ここの生徒ではないし、何で?
「どうしたの?」
「悠里って…」
聞き方によっては怪しまれる。私は必死に頭を回転させた。
「私は悠里って呼んでるけど、悠里は私をさん付けなしで呼んでくれないの?」
よし!これなら大丈夫!私天才!