あなたに恋のお届けものです
キーンコーンカーンコーン
「うわっ!あと2分だし!」
「へ?」
考えごとをしていた私は、松田君に手をひかれて寮に向かった。
寮に着いた。
「ちょっ!手!手!」
少なくとも私は、彼に初めて会ったのに…。手を繋ぐなんて!
「手?」
「手を繋ぐなんて!」
彼は私の手を見ると、気がついてパッと手を放した。
顔が真っ赤だ。
「じゃっ、じゃあな!藤川。」
そのまま彼はすぐに走り去っていった。
…変な人。
そんなこんなでなんとか寮に着いた私だが、肝心の自分の部屋がわからない!
どうしよう…。
私が困っていたその時だ。
「真由子さん。」
声がして振り向くと、そこにはまたまたイケメンな男子がいた。
どうなってるの?さっきからイケメンばっかり…。
「あっ、ああ…。」
どうしよう。名前がわからない!でも、聞けないし。
ちらりとその男子の胸を見ると、そこには名札で「永井悠里」と書いていた。
永井君か。
「永井君。どうしたの?」
「いや、真由子さんが見えたから。」
そういって笑う。
なんか、小悪魔系な笑いかも…。
「ねえ真由子さん。そろそろ永井君じゃなくて悠里って呼んでよ。」
呼び方は正解だったみたい。
悠里を見ると、私が名前を呼ぶのをニコニコして待っていた。
「悠里。」
「はい。」
悠里が満面の笑みになる。
…っかっ、可愛いかも。
「うわっ!あと2分だし!」
「へ?」
考えごとをしていた私は、松田君に手をひかれて寮に向かった。
寮に着いた。
「ちょっ!手!手!」
少なくとも私は、彼に初めて会ったのに…。手を繋ぐなんて!
「手?」
「手を繋ぐなんて!」
彼は私の手を見ると、気がついてパッと手を放した。
顔が真っ赤だ。
「じゃっ、じゃあな!藤川。」
そのまま彼はすぐに走り去っていった。
…変な人。
そんなこんなでなんとか寮に着いた私だが、肝心の自分の部屋がわからない!
どうしよう…。
私が困っていたその時だ。
「真由子さん。」
声がして振り向くと、そこにはまたまたイケメンな男子がいた。
どうなってるの?さっきからイケメンばっかり…。
「あっ、ああ…。」
どうしよう。名前がわからない!でも、聞けないし。
ちらりとその男子の胸を見ると、そこには名札で「永井悠里」と書いていた。
永井君か。
「永井君。どうしたの?」
「いや、真由子さんが見えたから。」
そういって笑う。
なんか、小悪魔系な笑いかも…。
「ねえ真由子さん。そろそろ永井君じゃなくて悠里って呼んでよ。」
呼び方は正解だったみたい。
悠里を見ると、私が名前を呼ぶのをニコニコして待っていた。
「悠里。」
「はい。」
悠里が満面の笑みになる。
…っかっ、可愛いかも。