一途で甘いキミの溺愛が止まらない。




「秋野、お前いい加減寝すぎだ」



そして今は一時間目、数学の授業なのだけど、秋野くんが寝ていて先生に注意されていた。



すると秋野くんは不機嫌なオーラを漂わせながら、上体を起こす。



「眠気覚ましにこの問題解いてみろ」



そんな秋野くんに腹が立ってしまったのか、数学の先生が黒板に難しい問題を書いた。



秋野くんは面倒くさそうに立ちながら黒板へと歩く。



そんな中、教室は静かだったけど、女の子たちはかっこいいと静かに騒いでいる。



確かにかっこいい。



今歩いただけでもスタイルの良さがわかるし、本当に蓮くんと肩を並べるほどだ。



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