華より団子が好きなのです
それから少しして、女の子の足が止まった。

「ここは…神社?」

その場所は小さな鳥居があり、小さい祠がある神社だった。

「へ~こんな場所にこんな神社あるなんて知らなかった。でも女の子はどこいったんやろ…?」

こっちに来たのに姿が見えない。おかしいな~あんな目立つ格好してるから一発でわかると思うんやけど。

自転車を一回止め、祠に近づく。

「うーん、古い祠みたいやけど…」

すると

ギィ…

「ひぇ!!」

祠の扉がいきなり開く。 そして光が漏れる。


「うわっ!眩しい‼」






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