見上げた空の先は
死という欲望




見上げた空の先には満点の星空。

ふと横を見ると砂利の道。

ボーと空を見上げながらまた死ねなかったと痛感する。

さて帰るかと思った瞬間、異変に気付いた。

びくとも動かない体。

起き上がろうともがいても、にっちもさっちもいかない。

仕方なく横たわってると自分が今しがた飛び降りた3階建てのアパートが見えた。

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