白金の騎士恋もの語り
いしね。」
「それはいい心掛けで、嬉しい事であるが莉自身の身体も大切にしてもらいたいと思うがな。」
「王様。おはようございます。お早いですね。」
「ああ。いい部屋を用意をしてくれて暖かいスープも用意してくれたおかげでゆっくり休めた。ありがとう。莉が心配してくれる人達の事を忘れないで欲しいものだね。」
「はい。以後、気を付けます。食事がもう少しでできるので顔を洗いにいってらっしゃいませ。」
「あ、ああ。」
王様方を顔を洗いに洗面所に行くの確認した後、莉は莉の部屋を開け、2人を着替えに行かせ顔を洗いに行かせた後、莉は大きくためを着きました。
「大きい溜息だな。まあ、仕方がないよな。俺たちの王へ教育を叩き込んでくれていたんだもんな。」
「王の領域は立ち入ることはタブーなんたけど3人を教育をすると思わなかったな。」
「確かに。王室の中に教育係がおるものだか俺達の王宮にいなったが莉が国民にも俺たちにも言わずに王の教育してくれていたなんでな。」
「確かにな。まどかの教育や身の周りをしながら、騎士団団長の業務をこなしているくらいだ。」
「そうでもないでないですよ。全ては慣れですよ。」
「じゃあ私の事はどう思ってるの?」
「第一印象は世間知らず、無知すぎる子だなと思った。初めて会ったときはそう思ったがな。」
「酷。そんな印象だったの?へこむなぁ。」
「初めて会った時はそういう印象だった。会って話していくうちに王であることを理解してないと分かったことだし、黒柳前団長に今の団長の地位まで導いて貰った上に教育係まで指名してくださったからには、最後まで責任もってやるべきだと考えるべきだと言うことです。」
「人として有るまじき行為は許さない、人としていい方向に導こうと努力をしたとして莉の正義が知れ渡ってるのよ。そのいい正義を貫いで欲しいものです。」
「ああ。間違った正義を貫かぬよう心から願っておる。」
「心に刻み込み最後までやらせていただきます。」
「律儀な男だな。」
「義理堅い男ではないか?」
「俺は褒められているのか、けなされてるんだろうか?」
「まあまあ、褒められてるのよ。いい男って事よ。ねえ。皆さん?」
「そうだよ。決まりことを守り国や国民の事を必死にやる人はいないよ。」
「これからもよろしくお願いしてもらえるか?」
「はい。これからも国民と王のだめにやらせて頂きます。」
「朝食を食べよう。冷めないうちに。」
「はい。お父様。」
「莉、和之。2人も一緒に食べよう。」
「しかし、騎士団と王は違いますから・・・。」
「そんなこと気にしなくていいから、食べよう。」
「分かりました。一緒にお食事を頂きます。」
「お、おい。莉、それはダメだろう。」
「王様方のご合意を無駄にしてはできんし、王様方とのお願いと考えればいい。」
「莉。何が問題でもあるのか?」
「騎士団と王位とは身分が違いすぎます。我らは市民でなので、市民と王の身分もかなり違いすぎるという理由で、王様方と一緒にお食事を取るのは違いすぎるという言う話なのです。」
「なるほどな。しかし、国に戻っても山下前々団長をやらないと行けないんだろう。食事を取ろう。準備も早い方がいいだろう。」
「はい。お話が早くてありがたいです。和之、食べて準備をするわよ。」
「お、おう。」
みんなで朝食をした後に準備を進め堯様と別れたあと馬で進むとヤイル国に入ると国民からの早大な祝福パレードが始まり、王城まで熱気のあるパレードに莉たちはびっくりして王城に入りました。
「あんなすごいパレードだとはびっくりだな。」
「国民は、莉団長に感謝されて同然です。国を良くしたヒーローなんですから。洗礼を受けてもバチ当たりませんよ。ここから戦いにもなりますし、必ず勝ってくださいね。」
「もちろんだ。勝たなければ意味が無い。」
「女の姿に変えられても騎士団団長のの余裕と気合いと根性は変わらぬな。」
「黒柳前団長。お久しぶりです。お元気そうでなによりです。」
「ああ。こんなどころで戦うと思わなかったな。」
「国をめちゃくちゃにしただけではなく、昔、1人の小さい女性が性的行為をしようとしたが未遂と暴行を受けてました。その証言と証拠も揃っておる。」
「ほぅ。それば誰かね。昔襲うとして拒否られて殴ったあと逃げられたから、死んだと思ってるがね。」
山下前 々団長が入ってきた。
「莉は、その子のこと知ってるのか?」
「生きてますよ。俺が隠し通してきたので知らなくで同然です。その子は王の後ろにいるまどか姫ですよ。」
みんなは、まどかの姿を見ると脅えてました。
「メイドさん達も教えてくださりましたし、証拠もあります。国のめちゃくちゃにした証拠もあります。認めますか?」
「認めるがまどかを抹殺してからだ〜。」
山下前々団長はまどかに襲いかかってきたが莉がド派手に回し蹴りで飛ばし倒れたところを兵士たちにお縄になり、牢に入れられて行く姿を確認した後、莉たちは王とまどかに頭を下げました。
「まどか様に不安と恐怖を与えてしまい申し訳ありません。これでまどか様を襲うものは、排除いたしました。安心ください。」
「本当にありがとう。莉に早く気づいてもらえて本当に嬉しかったです。悠斗様と幸せの1歩行けるわ。感謝してます。」
「莉。今後とも騎士団団長を続けよ。」
「はっ。仰せのままに。」
「わしは隠居するからまどかと悠斗様に引き継こうと思う。」
「はっ。・・・っえ?ええ〜?本当になさるんですか?」
「ああ。するよ。まどかと悠斗様に引き継く事ができるし困れば莉に頼ればいい。頼むぞ。」
「そんなぁ。」
「まどかは今後ともまどか達に手を貸してくれ。いいな。」
「はっ。お任せ下さい。」
王の退任式とまどか様と悠斗様の婚約式と王位継承を行い落ち着いた頃。
まどかと悠斗様は前王としばらくお茶タイムで夕方まで話してるので莉と和之は実家の近くに引越しをして莉の親に姉夫婦のお子さんを莉が引き取ることが決まった。
翌日から、まどかと悠斗は、莉と和之のあとを見てました。
莉と一之は話をしてました。
まどかと悠斗は、莉と一之の話を立ち聞きをしてました。
「莉?聞いて欲しい話があるんだよね。」
「莉は子供がいるじゃん?」
「いるけど。なんで?」
「その騎士団団長を続けながら、子育てもしていく。俺は莉の事が好きなんだ。莉は子供持ちだけど俺にとっては世界で唯一無二の存在なんだ。2番目なんて居ないんだよ。たった1人俺が幸せにしてあげたいと思える存在なんだよね?俺の嫁さんになってくれないか?」
莉は和之の赤くなりかけてる顔になりつつも優しい顔で伝えてくる姿にめっちゃドキって来て早くなる心臓がうるさい。
恐々と一之に聞きました。
「俺でいいの?」
って聞いて来ると少し泣きかけたところ一之は少し強めに言いました。
「莉じゃなきゃダメなんだよ!これからも一緒に」
と言われたら、涙どころか鼻水まで出て酷い顔になりつつも首を縦に振りました。
2人とも酷い顔になってる中、まどかと悠斗は、後ろから、声をかけました。
「おめでとう。2人ともお幸せに。」
「いやいや~。莉が折れると思わなかったな。」
「お前らなぁ~。いつまで見ているんだよ。」
「おいおい。怒らないでくれよ。」
「皮肉だよな。前王は孫が見たいなんでよ。」
「確かに。孫は簡単にできないのに。」
「まあまあ、落ち着きなよ。俺らが妊娠出産が出来ればいいんだけどね。」
「そうだね。ねえ、莉。」
「なんだ?」
「子供が産まれたら子育てを一緒にしてしてくれない?」
「・・・。」
「莉。ダメなんだね・・・。」
「まどか夫婦で育てるの不安なんでしょう。ダメな理由は無いいわ。それにどちら子育てに手伝いますしよ。」
「赤子慣れしてるよな。」
「あのなあ。町の人と子育てをしていたからこれからも学ぶことが多い。」
「そうなの?子育てを色々と教えてください。」
「構わないよ。子育てを教えるといってもな。」
「そんなに難しいの?」
「初めては苦労はするがその分の子供が愛しい可愛いと思うぞ。」
「騎士団団長をしながら、子育てを手伝っておられるのですのね。それで子育て慣れているのですね。素敵です。」
「好きでやってるんだから、いいんだよ。って俺が買ってきた珈琲とチョコ菓子を次々と食べているな。」
「だって。このチョコレートはサクサクパイみたいでピーナッツクリームが口に拡がって美味しいですし、こちらはピーナッツの食感とスイートチョコがマッチしていて美味しいです。」
「この珈琲は、バランスとれた一品だ。珈琲とこのチョコレートとナッツを王室に献上していいほど素晴らしいものは無い。しかし、王室に献上してくれないのは残念だ。」
「どれも試作段階で俺と和之も試行錯誤していて献上に至らない状態だ。完成するのに子供ができるまでにはしたいものだ。」
「そうなのね。楽しみにしてるね。・・・っ。」
まどかは、急に顔が青く手を口に抑え始めたので莉は急いでまどかをトイレに連れて行き、落ち着いたらときに莉は、聞きました。
「大丈夫?ねぇ。妊娠したんじゃない?」
「・・・そうかも?」
「医者連れてくるから、俺の部屋で寝てろ。和之、悠斗様、お願いしていいか?」
「わかった。まどか、失礼します。」
和之はまどかを姫様抱っこをして、莉の部屋に寝かしつけると、まどかは新しい家での莉の部屋を入るのは初めて周りを見ると綺麗にしていて、窓側に植物が植えてあり花が咲いていて、机に沢山の書類があって莉らしいなと思ってる頃に莉が医者を連れて来て診察をしてくれて結果を聞いてびっくりしました。
「おめでとうございます。ご懐妊です。」
「懐妊ですか?」
「はい。ご懐妊です。安定期が入るまでは無理はしないようにしてください。」
「安定期ってどれくらいなの?」
「安定期は、5ヶ月以降だね。今日、つわり気がついから、6週目ぐらいでしょう?」
「いいえ、7週目です。出産予定日は春ですよ。」
「私、妊娠したんですね。なんか、信じられない気持ちです。」
「莉。あなたも妊婦さんなんだがら、無理をしないように。」
「わかってるわ。のんびりとやってるから。」 「2人とも同時期にご懐妊をなさると思わなかったよ。」
「うちらのことを頼みますよ。先生。」
「お母さん。また無茶したんでしょう。ダメでしょう?私の弟が妹が心配だよ。」
「美玲。ごめんね。」
「私のお母さんは莉お母さんだもん。弟か妹が出来たら、私はお姉様でしょう?お母さんのお手伝いするもん。」
「そうだね。だけど美玲。美玲は甘えていいのよ。今まで寂しい思いしてきたんだから、うーんと甘えていいのよ。」
莉は小さい子供の美玲の頭を優しく撫でてあげると嬉しく笑顔ていました。
「美玲ちゃんいいお母さんに出会えて幸せだよね。私も莉みたいにいいお母さんになれるかな。」
「大丈夫だよ。莉や和之に俺もいるから、みんなで育てような。」
「まどか。落ち着いたら、城に行こう。王に話そう。信頼出来る先生がいるから。ゆっくり休みなさい。」
「ありがとう。休ませてもらうね。」
しばらくしたら、規則正しい寝息が聞こえると莉はリビングで悠斗様と和之と莉とお医者さんでお茶をすすりながら、話を始めました。
「莉も妊娠していたけど、出産予定日は?」
「まどかと同じ春だ。4月2日だ。」
「まどかの出産予定日は?」
「4月10日の予定だ。しかし前後することは珍しいことではない。前王には知らせたのか?」
「今、俺が人走り行って参るところです。」
「そうですか。ここで待ちます。まどか様の事と今後の事お話をしなくてはなりません。」
「わかりました。お待ちください。」
「ありがとうございます。お願いします。」
「悠斗様と和之、家で待っていてくれるか?」
「ああ。気をつけて行くんだよ。」
「はいよ。行ってきます。」
家の後ろに牛舎と厩舎が備わってる放牧場に行き、莉の愛馬を呼び、セットしてから、王城に向かい入り口に着いた後に部下に綱を持ってもらい前王の部屋に向かいました。
ノックをしてから、入りました。
「失礼します。王様、お久しぶりです。お変わりなさそうですね。」
「おやおや。誰だろうと思ったら、莉か。普段着で慌てて参られたようだがいかがしたかな?」
「ご報告がございまして急いでまいりました。」
「申せ。」
「はっ。まどか様のご懐妊をなさりました。」
「本当か?何度言えばいいんだろう。ありがとう。莉はまたしてないんだよな。」
「いいえ、私も妊娠しております。まどか様と同じ時期にしてますよ。」
「え?同じ時期に妊娠?」
「はい。2人揃って妊娠してますけど。」
「2人は王に王になって日が浅いのにも関わらずまどかに早く孫を見たいと急かしてしまってそれが嫌で城から、逃げ出してしまった。」
「逃げ出すって騎士団の兵舎に来て教務をしてますよ。」
「え?騎士団の兵舎で業務をしてる?」
「はい。。業務室やるより騎士団の兵舎でやると早いと言ってまして・・・。」
「騎士団の兵舎は近いんだっけ?」
「西に3キロ先にあります。それで俺の部下に極秘で荷物持ってきて業務をしてます。」
「莉がいる時に業務をしてるのか?」
「してます。」
「なんてこった。騎士団の皆さんに申しわけない。」
「お気になさらずに。騎士団もまたまどか様と悠斗様を拝見してくださってると喜んでますし、やる気を出してくれてます。国の最善と国の方向性を確認、悪巧みを見過ごしのないように見張り合うのにもいいと考えてております。」
「ほう。どのような考えて業務室でやるのかを教えてくれないいか?」
「山下前々団長が国を酷い事をしたので国王と騎士団の連携をとりつつ未来に向かっていい方向に向かってやらないと良けないと考えです。」
「長い間苦しんだだけあるな。」
「黒柳前団長。黒柳前団長も来られでいたんですね。」
「ああ。前王様と話し合う事があって来たが、莉とまどか様がご懐妊とは思わなかった。おめでとう。」
「ありがとうございます。黒柳前団長は前王様とお話のご予定ですか?」
「ああ。まどか様方と悠斗様の様挙式と莉と一之の挙式はしてないだろう。どうするのかって話し合いをしにきたんだ。」
「そうなんですか?今は安定期に入ってないので、今は控えるべきです。」
「なるほど。安定期を来た後か。どうしたものかのう。」
「安定期は冬ですよ。冬にパレードは酷使します。涼しくなった秋配下がでしょうか?」
「どのような考えですかな?」
「街では道は荒れてるところを整備をして馬車道と歩道を直すところからはじめ、住みやすく他国の合流のある国を目指し、たいと未来を夢で終わらせる事はさせない。堅実に国民の幸せを第一にやらないと行けない。まどか様も国民の幸せを願いまどか様自身も騎士団の共々一緒に動いております。」
「久しぶりに熱弁するじゃないか。莉は自分より国民の幸せを優先するのも変わらないなぁ。」
「莉は昔からこんなんだったか?」
「はい。昔から熱いやつでした。まどか様が選んだ2人はヤイル国の最強の騎士団団長と副団長と名が通ってまし、いいほうで名が通ってますが、山下前々団長は悪い名で通ってしまいました。」
「黒柳前団長は良い名が無くて困っておるのが?莉はあるか?」
「俺らを最強の騎士団団長と副団長を生み出したし良い国へ導いてきた人で有名ですよ。黒柳前団長に学びたいと言う者が多く、俺より人気なので復帰を願ってます。」
「莉も熱々のラブコールをいただくと思わなかった。」
「まさか、彼らもお願いされたんですか?」
「ああ。莉と一之と一緒に働きたいと懇願する者も多いぞ。しかしなあ俺も騎士団に復帰したいが、退職した身でなにしろこの年だ。難しいからのう。」
「働いてるんですか?」
「農業をして働いておるがなぁ。」
「・・・。あ~。なるほどね~。」
「莉はなんとかなるか?」
「体制は変わってないですが、いくつかの業務は増えてますが、俺自身じゃ決められないので一旦持って帰って議論しないと決められないのでいいでしょうか?」
「いきなり言われても困るよな。すまないな。」
「いいえ、大丈夫です。退職した騎士団の人達も最終就職として騎士団で守っていた地区の守りと国の発展でお店を任せております。話し合っての決めてるので皆さんが納得いくようにはしてます。」
「騎士団で守っていた地区の守りと国の発展でお店を任せておると言うが掛け持ちは出来ぬはずだが。」
「騎士団の紋章と国の紋章が入ったこちらを見たことはありますか?」
「下になにか書いた腕章だな。これはどういうことだ?」
「退職した方で家庭の事情とかで退職したがまた復帰をしたいけど言う方が多かったので、王様、まどか様、この城の側近方、俺と一之で話し合い決めたところです。」
「街の人も騎士団の人達も辞めた人たちも納得したのかよ。」
「全て話し合い、納得した上で動いております。辞めた人たちの調査と面接でもう1つの肩書きを騎士団復帰祝いの代わりに渡しております。」「話し合いで決めてるとはな。騎士団の会議はしておるのか?」
「聞く必要はありますか?」
「莉。私も聞きたい。話してくれるか?」
「月1で騎士団会議をしてます。掛け持ち騎士団も日時ずらしての同じ月1でやってます。騎士団と掛け持ちも騎士団の会議は3ヶ月に1回やってます。騎士団の会議室でやってます。」
「莉は月2回の時や3回もあるのか?」
「はい。それぞれの情報や考えが違います。騎士団と掛け持ち騎士団の視点を報告をしてもらってます。3ヶ月1回は総騎士団の会議をする、国民の声を聴きいかに国を守る、いい国するために総会議をするのです。」
「騎士団の在籍人数は把握しているが、掛け持ち騎士団は知らんのだ。掛け持ち騎士団の人数と総人数はわかるか?」
「はい。掛け持ち騎士団は490人、総人数は5490人になります。」
「そんなにおるのか?」
「騎士団は4年で1000人は入団をしました。掛け持ち騎士団はタダでいいから騎士団の仕事をしたいと願いを聞きまして現在の形態になりました。」
「知らなかった。」
「まどか様と俺と一之の考案したんです。王様も公認のはずです。」
「いやいや。掛け持ち騎士団の提案は公認したがこんなに人数は聞いてないから驚いていた。」
「入団して退団した数が異例すぎでおります。」
「その数も分かっておるのか?」
「はい。半分の地区の全員が強制に参加させて10年やらせたら半分を辞めさせて新たに加入してました。」
「いつの時期だ?」
「山下前々団長の時代です。裁判の際に証拠で提示をしたはずですよ。」
「すまない、忘れていた。しかし、どこで調べてきたんだ?」
「証拠も街の人達が協力してくださったから、揃えられました。しかしどこからどこまで調べたのかも極秘で調べましたが、まどか様と一之しか知らないです。内容は教えることは出来ません。」
「教えてくれないんだ。」
「俺たちの極秘で動いてるので簡単に教えられないですよ。」
「黒柳全団長、それ以上深入りするんじゃない。」
「王、何故ですか?」
「普通に国のダメにやってくれてるが、極秘で動いてくれてるおかげで国のさらにいい国になってるんじゃないか?」
「それにまだ隠し事あるんじゃないのか?」
「なぜそう思うのです?」
「騎士団で元部下で仲が良かったやつから聞いたんだが、毎晩、数人が消えていて朝には戻ってる。それも夜番と違う人達が動いてると聞く。本当は何を隠し事はないのか?」
「・・・。闇騎士団のことでしょうか?」
「やっぱり隠してんじゃん。闇騎士団ってどんな事をしているんだ?」
「知らなくていい事です。んっ?」
騎士団の団員の1人が莉の後ろにスッと立ち、莉の耳打ちをしました。
「そうか。一之に茶色の大きい鞄とコート貸して城にエスコートをするよう頼んでいいか?」
「かしこまりました。」
スッと消えたこと王様と黒柳前団長はビックリしてました。
「今のは何が起きたんだ?」
「黒騎士団です。普段は街を守る騎士団だが、後ろから、サポートする特別組です。通称『黒子』と呼んでます。」
「どのような基準で決めておるんだ?」
「黒子の基準は騎士の能力桁外れ、仲間に馴染めない方を見極めて個人面談で決めてます。かなり厳しく決めてます。」
「黒子は何人いるんだ?」
「それは本当に言えないんです。黒子は2人も知らないんですよ。」
「2人に話す予定はあるのか?」
「時期騎士団団長に引き継くさいに全て話すのでそれまで言わないでおきたいです。」
「黒子達は黒子になってから、変わったのかい?」
「黒子になってから騎士団の仲間達の付き合い方が良くなって明るくなって、騎士団としての腕も上がってるのも事実です。」
「ああ〜。そういやぁ、新人でもかなり腕の良い奴がいたが暗い顔してるやつが数日後に明るくなりさらに腕が上がり、仲間と打ち解けてたのは莉の仕込んだことか?」
「ご名答。俺が色々と仕込んでるのは人と人の繋がり、いいの国へして行こうと国民もその話をしたら人と人の繋がりで防犯になったり孤立が防げて、新たな商品開発をするのにも集まって話し合ってるみたいです。」
「そうなのか?何かの献上品あったか?」
「ありました。お野菜やお肉や小麦とや布とかを国で取れたもの作られたものを献上しております。」
「国で取れたもの、作られたものを献上されとると思わなかったな。」
「はい。俺も一緒にいた、チェックもしてますから大丈夫です。」
「莉がすごいんだな。」
「国で取れたもの、作られたものは、まどか様と一之も一緒にいるので知ってます。」
「あら。私と一之が何?」
「おかえりなさいませ。国で取れたもの、作られたものの、献上品の話ですよ。あまり、体を冷やさないようにしてくださいよ。」
「うふふ。ありがとう。私はもう1人の体じゃないもんね。嬉しいわ。あっ。上着ありがとう。とても暖かいのですね。」
「そう言ってくれると嬉しいですね。」
「あの、コードはなんか不思議なんだけど、莉と一之は持っていなかったわよね?」
「ヤイル国に来た時に送られた品なんですよ。まどか様にもございますよ。今、取りに行ってきますね。」
「っえ?あるの?急いで取りに行かなくていいのに。」
「大丈夫ですよ。すぐに取りに行きますよ。」
「ちょっと・・・って行っちゃった。速い。」
「確かに・・・何が隠し事してるのか?」
「知らなくていい事もある。まどか様、ご懐妊おめでとうございます。」
「あ、ありがとう。あっ。莉に上着を返すの忘れた。」
「ただいま戻りました。」
「速い。なんで速いの?」
「内緒。はい。国民からのお届けものです。」
「ありがとうございます。あの〜開けていいですか?」
「はい。どうぞ。」
莉は大きい箱をまどかに渡し、開けてみると綺麗な薄ピンクコートが入ってました。
「うわ〜。綺麗な薄ピンクのコート。可愛いく素敵なデザインね。」
「着てみたらどうかな?」
「はい。お父様。莉。今着てるコートを借りっぱなしでごめんなさい。今、返しますね。」
「いいですよ。雪が降っていたのと一之に指示を出したのは俺なので。」
「ありがとう。」
まどかは羽織っていたコートを莉に返し、薄ピンクのコートを羽織るとすごく似合ってました。
「ど、どうかなぁ?」
「似合うなぁ。すごく映えるなぁ。」
「まどか様が似合いすぎる。莉。まどか様の着てるコートを似合うよう作ってたのか?」
「ッフ王様と同じようにまどか様を尊敬と愛されてるんですよ。だから、街の人のサポートしただけですよ。」
「街の人とやっていたのも見てたな。まどか様、かなりお似合いです。」
「本当に?ありがとう。莉はどうかな?」
「ふむふむ、みんなで悩んで作ったかいがある。良く似合ってる。」
「本当に?嬉しい。まどか様。何もっ聞かずに目をつぶって下さい。」
「こ、こう?」
まどかは目をつぶって待ってると莉が何がしてたと思えば手元が離れました。
「お待たせしました。目を開けていいですよ。」
まどかは目をそっと開けると莉は鏡を持っていた。
莉はまどかに鏡で耳元と胸元を見ろとやってるので見て驚いた後に泣いていた。
「これはどうしたの?」
「ネックレスとイヤリングは婚約祝いです。ディアラは式までにご用意致します。」
「えっ?しかし・・・。」
「気にするなよ。みんなはまどか様の事をお好きなのよ。お祝いしたくて仕方がないんだよ。」
「私のことが好き・・・。愛されてるってことなの?だとしたら、嬉しいなぁ。ありがとう。」
「お礼は俺じゃない。国民にお礼してくださいね。まどか様しかできないお礼があるんですからね。」
「私にしかできないこと?不安なんですけど。」
「いつもどうりの仕事をして、国民と楽しんで下さいよ。悠斗様と一緒に俺と一之の側で。」
「え?どう言うこと?」
「一緒に同じ場所でやろうって話ですよ。」
莉は頬を赤らめさせてそっぽ向いてしまったところをまどかは莉に抱き着きました。
「莉~。ありがとう。ねえ。莉。敬語を止めて。いつもどうりの言葉で話してよ。お願い。」
「はぁ~。王様の前ですよ。敬語になりますよ。」
「莉。私のことを気にしなくていい。まどかがこんなに仲良くしてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。この道理だ。」
王様が頭を深々と下げたからまどかと莉と一之は慌てて頭を上げてもらいました。
「王様。俺達の関係は変わりません。茨の道であろうか、進む道は変わりません。」
「そうですよ。お父様。私は莉と一之をはじめ、みんなで一緒に良い国にして行きたいし、みんなに協力したい、してもらいたい。そうしていきたいの。」
「お先に無礼失礼致します。莉とまどか様にであったおかげで今の俺達がいるんです。黒柳前団長が導いって下さったおかげで王様やまどか様との繋がることも出来ましたし、副団長になってもさらに莉とまどか様をはじめ、国民方と一緒にいい国にいきたいと考えております。」
「話の中、すみません。俺もいいですか?」
「ああ。悠斗様。いかがいたしましたか?」
「話を全て聞いてしまいました。俺も言わせて頂けないですか?」
「ああ。悠斗様のも聞かせてくれないか?」
「はい。前王、俺や兄上や、国民方を苦しめ辛い思いをされたので前王みたいに悪い国にならずにいい国にしたいたいと考えており、国民方々と合流でさらなるいい国にしたいと思い、まどか様意見は、すごくいいと考えております。俺もまどか様に習い学んでいきまどか様と莉と一之と国民と一緒に明るい未来に作って行きたいと考えております。」
「4人の意思はわかった。意思は固く強いんだな。国民を裏切る行為するんじゃないぞ。」
「王と俺の期待、問題起こせば、怒りますからな。」
4人はパァと明るくなり、元気よく返事をした。
「4人は返事はとてもいいな。私はそろそろ隠居しようと考えておる。」
「・・・っえ?王様、もう隠居なさるんですか?」
「ああ。妻が国民の所に暮らしておる。そっちに身を寄せるつもりだ。」
「奥様?女王様はどの方でしたっけ?」
「美咲女王様です。」
「美咲女王様?会ったことあります?」
「ありますよ。美咲女王様はとても美しい方だったから覚えてる。今はスラム街に住まわれております。」
「俺らは会ったことあるか?」
「ありますよ。この薄い衣を羽織った姿もこちらの花のピンをつけた方はまた事はないか?」
莉は懐から箱を取り出し中身を開けるとキラキラとした花が3つくっついておりたまがいくつか着いたピンがクッションの上に置いてあった。
「ああ。美咲に上げたピンだな。なぜ莉が持ってるのだ?」
「山中爺様が代々作られ、献上していた品とお聞きしました。俺たちスラム街の伝統として紡いで行かないとダメだと考えてます。」
「これを作っていく人はおるってことなのか? 」
「はい。最後の1人だったのが今は弟子が大人も子供も入れて37人います。」
「37人もいるのか?この銀細工を作る職人はもう居なくなってしまったと思っていたが、残っていて弟子までいるなんで知らなかった。」
「国の発展出来たらいい考えており、国民のどうしたいのが何をしたいのが話をしておきたいです。」
「黒柳前団長よりも明るくなってるのはいいが、報告書や、申請書が若干多い気がするな。街を視察をすると活気が満ち溢れておりいいと考えておる。まどかと職務をこなしながら、街の視察しながら国の発展するように国民と共にやってきたんだな。」
「お父様。努力を惜しみなくしてますし、お休みの時は街で遊んでるんですよ。」
「な、何?なんで、街で遊んでるだ〜。」
「だってさ、街のこと知らないのに勝手に進めるのはおかしいでしょ?町娘であちこちと知らなきゃどこが治安が良くて、どこかが治安が悪いままじゃダメでしょ?全て知っていて、次に何をするべきか把握できるし。莉。街の視察は全て見てるよね?」
「はい。裏路地まで拝見してますね。」
「おいおい。裏路地まで見るって莉、そこを止めなさいよ。まどかになにかあったらどうするんだよ。」
「俺達、騎士団が必死に止めてもお願いしてもやめてくれないです。姫さんがどこ行くかは決まってないが各地区の騎士団の特別護衛部隊ができているんですよ。まどかは知らないでしょうけど。」
「っえ?特別護衛部隊がいつの間に発足したんですか?」
「スラム街にちょくちょく来てたので俺の命令や指示してないのにその体制が着いてしまったんだよ。報告と目で確認しである。」
「どこまで知ってるの?」
「うふふ。街の裏路で細かい作業や街の畑での手伝い、農業の動物の手伝い全てをね。」
「私の目的まで分かってていままで黙っていたの?」
「ばぁーか。何年の付き合ってると思ってるんだよ。なんでも筒抜けなんだよ。何もがもだよ。」
「え?全て・・・知っていた・・・バレていたことになるの?」
「はい。全てバレてました。街の人も騎士団も知らないようにバレぬようして生活をしてましたよ。」
「そ、そんなぁ。バレてないと思ったのに。」
「しかし、バレてるからこそ、色々と相談や話をかけてきてくださるのはなんででしょうねぇ。王女様になる方と共にいい国にしたいたいと考えて話し合いを持ち込んでるんではないでしょうか?」
「じゃあ、私に相談や普通に相談や、お話をしていたのは街の人と同じように扱ってくれていたってことなの?でも護衛はとこから見てくれていたの?」
「街の方々で夢中で気づかなかったと思うが、まどか様の後ろにいましたよ。」
「いたの?」
「そりゃあ、騎士団はバレないように護衛をするのも仕事だ。巡回でも見えるような仕事をしてるんじゃない。見えないようにこっそりとやっている仕事もしている。」
「そうなんだ。騎士団は大変なんだね。じゃあ、莉は騎士団団長でしょう?産休とか育休とかどうするの?」
「特別部隊があるから、特別部隊の仕事以外は産休、育休はとるよ。」
「働く時点で産休、育休の意味無くね〜?」
「そうよ。特別部隊って何?」
「まどか様を守り隊ってやつらしいよ。」
(莉、変な嘘ついておるなぁ。)
と王は変な顔してると莉は王様に人睨みで(余計なこと言わないでくださいね。)と顔してました。
「まどか様は気にしする必要ねーよ。まどか様はまどか様やりたいことやれよ。」
「ありがとうね。でも莉、自分の事も大切にして欲しいの。無理し過ぎる部分あるから心配してるのよ。」
「心配してくれてありがとう。俺は、俺のやり方で休憩しておるよ。」
「本当ですか?」
「スラム街でドラム缶で焚き火や、焼き芋をしながら、酒を飲んでるところ見たことあるか?」
「あります。なんで、それが出てくるのでしょうか?」
「そこでたむろしてるヤツらの中に莉がいるんだよ。そこでこっそり楽しんでるよ。」
「?!ちょっと。なんで知ってるわけ?一之にも知らないはずだけど。」
「ごめんごめん。莉の楽しみ、大切なオフを暴露してごめんなさいな。」
「笑いながら、言うんではありません。莉の楽しんでるなら、良かった。私も体験したいしてみたい。」
莉は一之の方を向いてキッと睨みつけた後に大きなため息をついて両手をあげ顔を横に振りました。
「あまりいい顔できませんし、一緒に温まろうって言えないですよ。」
「なんで?」
「ドラム缶で温まってる奴らはいいやつなんだが懐にを忍ばせてるやつらだからそこに連れていくのはいい顔ができないんだ。」
「一般が懐に刀入れてるのだ?そんな所にまどかを行かせられない。」
「ねえ。なんで懐に刀を忍ばせた人達と一緒にいるの?」
「山下前々団長がめちゃくちゃにした辺りから彼らの人生を変えてしまったやつらか?」
「はい。彼らの話は山下前々団長に無茶なことを言って仕事を振ってはできなければ罵っていたらあのようなぐれてしまったと聞きします。」
「彼らは仕事はしてるんだよな?」
「してます。集まる顔ぶれは違いますがやりがいかある仕事でいい顔してますし、感謝の言葉を言われるんですよ。」
「ドラム缶に温まるやつらは多かったな。ドラム缶に温まるやつらの職務を聞いてもいいか?」
「37人は山中爺様のところで弟子でも新作も作っていますよ。献上品の色を着けようと提案をしたのはお弟子さんですよ。」
「そうなんですね。素敵な花の銀細工ですね。とでも気に入りました。」
「37人の弟子がいると言ってたが子供は何人いるんだ?」
「子供は10人ですよ。工場で修行と勉強は必死にやってます。」
「10人も?学校も有ったはずだ。どうなっている?」
「残念ながら1校もあリません。」
「何故に1校も無いんだ?」
「申し訳ございません。なぜ無くしたのがわかりません。」
「莉は調べついてるんじゃないか?」
「学校が1校も無いのは山下前々団長が幼少期の時に学校でいじめられたことで全ての学校を廃校にし、2度とも建てらぬように法律や誓約書まで作られ、覆す事が出来ないように作られてしまったんです。」
「なんで事をしてくれてんだ。破棄もできないようにしたのか?破棄が出来ても作っても通う子も教員もなんどかしないといけないんじゃないか。」
「一之、茶色の大きい鞄をいいか?」
「ああ。この鞄でいいのか?」
「ああ。その鞄で大丈夫だ。破棄ができるゆういつの突破できる書類がここにあるんですよ。」
莉は一之から茶色の大きい鞄を受けとりファスナーを開けて書類を取り出し王に提出した。
「こちらを確認をお願い致します。」
「この書類はなんだね・・・。この書類は破棄ができないって言ったやつじゃないか。」
「はい。サイン欄をご覧ください。王様のサインではないんです。」
「っあ。名前が。それに書類自体がめちゃくちゃだ。」
「はい。そもそもその書類自体が無効です。」
「じゃ、じゃあ国民とワシは騙されたのか?」
「そうなります。追加の罪を加えても問題ありません。子供の教育、教員は裏路地の騎士団の目が届かぬところで受けでます。学校さえ出来て通えるようにやらないと行けません。やることが多いのです。」
「しかし、よくこの書類を見つけたな。」
「ただ3つの疑問がこの答えに導いてくれたんです。」
「3つの疑問?」
「はい。1つ目はグレイ国とヤイル国で悠斗様と堯様にも確認しましたがゆっくりとじっくりと変わることがあっても急に変わることは無い変わるとしたら、隊長になる前から計画を立ててたんじゃないかと意見が一致したことです。2つ目が学校が急に無くなったこと、教育を受ける教団に立つことを禁じたのはなぜなのか?いつから、出来なくなったのかという点です。確認出来てる限り約30数年と見ております。最後の3つ目が偽の書類を作り執行したのがど言うことです。1つ目の荒れた国と2つ目の学校が無くなったという疑問になり3つ目の書類に何かあるかと思い調べましたら、嘘だろうであろう書類が出るわ出るわで本当に騎士団団長として何をしていたのが気になります。」
「質問してもいいか?」
「はい。」
「1つ目の国がめちゃくちゃにしたのと2つ目の学校が無くなったのは同時になったのか?」
「はい。この書類とこの国が変わり始めた日時と始めた場所の書類が同時と見て間違いないです。」
「じゃあ3つ目に言ってる書類は一緒でいいか?」
「はい。国が変わり始めた日時と場所の書類とこのおかしい書類を確認していただいても変わりません。」
「その書類はあるのか?あるなら、見せてくれぬか?」
「あります。30
「それはいい心掛けで、嬉しい事であるが莉自身の身体も大切にしてもらいたいと思うがな。」
「王様。おはようございます。お早いですね。」
「ああ。いい部屋を用意をしてくれて暖かいスープも用意してくれたおかげでゆっくり休めた。ありがとう。莉が心配してくれる人達の事を忘れないで欲しいものだね。」
「はい。以後、気を付けます。食事がもう少しでできるので顔を洗いにいってらっしゃいませ。」
「あ、ああ。」
王様方を顔を洗いに洗面所に行くの確認した後、莉は莉の部屋を開け、2人を着替えに行かせ顔を洗いに行かせた後、莉は大きくためを着きました。
「大きい溜息だな。まあ、仕方がないよな。俺たちの王へ教育を叩き込んでくれていたんだもんな。」
「王の領域は立ち入ることはタブーなんたけど3人を教育をすると思わなかったな。」
「確かに。王室の中に教育係がおるものだか俺達の王宮にいなったが莉が国民にも俺たちにも言わずに王の教育してくれていたなんでな。」
「確かにな。まどかの教育や身の周りをしながら、騎士団団長の業務をこなしているくらいだ。」
「そうでもないでないですよ。全ては慣れですよ。」
「じゃあ私の事はどう思ってるの?」
「第一印象は世間知らず、無知すぎる子だなと思った。初めて会ったときはそう思ったがな。」
「酷。そんな印象だったの?へこむなぁ。」
「初めて会った時はそういう印象だった。会って話していくうちに王であることを理解してないと分かったことだし、黒柳前団長に今の団長の地位まで導いて貰った上に教育係まで指名してくださったからには、最後まで責任もってやるべきだと考えるべきだと言うことです。」
「人として有るまじき行為は許さない、人としていい方向に導こうと努力をしたとして莉の正義が知れ渡ってるのよ。そのいい正義を貫いで欲しいものです。」
「ああ。間違った正義を貫かぬよう心から願っておる。」
「心に刻み込み最後までやらせていただきます。」
「律儀な男だな。」
「義理堅い男ではないか?」
「俺は褒められているのか、けなされてるんだろうか?」
「まあまあ、褒められてるのよ。いい男って事よ。ねえ。皆さん?」
「そうだよ。決まりことを守り国や国民の事を必死にやる人はいないよ。」
「これからもよろしくお願いしてもらえるか?」
「はい。これからも国民と王のだめにやらせて頂きます。」
「朝食を食べよう。冷めないうちに。」
「はい。お父様。」
「莉、和之。2人も一緒に食べよう。」
「しかし、騎士団と王は違いますから・・・。」
「そんなこと気にしなくていいから、食べよう。」
「分かりました。一緒にお食事を頂きます。」
「お、おい。莉、それはダメだろう。」
「王様方のご合意を無駄にしてはできんし、王様方とのお願いと考えればいい。」
「莉。何が問題でもあるのか?」
「騎士団と王位とは身分が違いすぎます。我らは市民でなので、市民と王の身分もかなり違いすぎるという理由で、王様方と一緒にお食事を取るのは違いすぎるという言う話なのです。」
「なるほどな。しかし、国に戻っても山下前々団長をやらないと行けないんだろう。食事を取ろう。準備も早い方がいいだろう。」
「はい。お話が早くてありがたいです。和之、食べて準備をするわよ。」
「お、おう。」
みんなで朝食をした後に準備を進め堯様と別れたあと馬で進むとヤイル国に入ると国民からの早大な祝福パレードが始まり、王城まで熱気のあるパレードに莉たちはびっくりして王城に入りました。
「あんなすごいパレードだとはびっくりだな。」
「国民は、莉団長に感謝されて同然です。国を良くしたヒーローなんですから。洗礼を受けてもバチ当たりませんよ。ここから戦いにもなりますし、必ず勝ってくださいね。」
「もちろんだ。勝たなければ意味が無い。」
「女の姿に変えられても騎士団団長のの余裕と気合いと根性は変わらぬな。」
「黒柳前団長。お久しぶりです。お元気そうでなによりです。」
「ああ。こんなどころで戦うと思わなかったな。」
「国をめちゃくちゃにしただけではなく、昔、1人の小さい女性が性的行為をしようとしたが未遂と暴行を受けてました。その証言と証拠も揃っておる。」
「ほぅ。それば誰かね。昔襲うとして拒否られて殴ったあと逃げられたから、死んだと思ってるがね。」
山下前 々団長が入ってきた。
「莉は、その子のこと知ってるのか?」
「生きてますよ。俺が隠し通してきたので知らなくで同然です。その子は王の後ろにいるまどか姫ですよ。」
みんなは、まどかの姿を見ると脅えてました。
「メイドさん達も教えてくださりましたし、証拠もあります。国のめちゃくちゃにした証拠もあります。認めますか?」
「認めるがまどかを抹殺してからだ〜。」
山下前々団長はまどかに襲いかかってきたが莉がド派手に回し蹴りで飛ばし倒れたところを兵士たちにお縄になり、牢に入れられて行く姿を確認した後、莉たちは王とまどかに頭を下げました。
「まどか様に不安と恐怖を与えてしまい申し訳ありません。これでまどか様を襲うものは、排除いたしました。安心ください。」
「本当にありがとう。莉に早く気づいてもらえて本当に嬉しかったです。悠斗様と幸せの1歩行けるわ。感謝してます。」
「莉。今後とも騎士団団長を続けよ。」
「はっ。仰せのままに。」
「わしは隠居するからまどかと悠斗様に引き継こうと思う。」
「はっ。・・・っえ?ええ〜?本当になさるんですか?」
「ああ。するよ。まどかと悠斗様に引き継く事ができるし困れば莉に頼ればいい。頼むぞ。」
「そんなぁ。」
「まどかは今後ともまどか達に手を貸してくれ。いいな。」
「はっ。お任せ下さい。」
王の退任式とまどか様と悠斗様の婚約式と王位継承を行い落ち着いた頃。
まどかと悠斗様は前王としばらくお茶タイムで夕方まで話してるので莉と和之は実家の近くに引越しをして莉の親に姉夫婦のお子さんを莉が引き取ることが決まった。
翌日から、まどかと悠斗は、莉と和之のあとを見てました。
莉と一之は話をしてました。
まどかと悠斗は、莉と一之の話を立ち聞きをしてました。
「莉?聞いて欲しい話があるんだよね。」
「莉は子供がいるじゃん?」
「いるけど。なんで?」
「その騎士団団長を続けながら、子育てもしていく。俺は莉の事が好きなんだ。莉は子供持ちだけど俺にとっては世界で唯一無二の存在なんだ。2番目なんて居ないんだよ。たった1人俺が幸せにしてあげたいと思える存在なんだよね?俺の嫁さんになってくれないか?」
莉は和之の赤くなりかけてる顔になりつつも優しい顔で伝えてくる姿にめっちゃドキって来て早くなる心臓がうるさい。
恐々と一之に聞きました。
「俺でいいの?」
って聞いて来ると少し泣きかけたところ一之は少し強めに言いました。
「莉じゃなきゃダメなんだよ!これからも一緒に」
と言われたら、涙どころか鼻水まで出て酷い顔になりつつも首を縦に振りました。
2人とも酷い顔になってる中、まどかと悠斗は、後ろから、声をかけました。
「おめでとう。2人ともお幸せに。」
「いやいや~。莉が折れると思わなかったな。」
「お前らなぁ~。いつまで見ているんだよ。」
「おいおい。怒らないでくれよ。」
「皮肉だよな。前王は孫が見たいなんでよ。」
「確かに。孫は簡単にできないのに。」
「まあまあ、落ち着きなよ。俺らが妊娠出産が出来ればいいんだけどね。」
「そうだね。ねえ、莉。」
「なんだ?」
「子供が産まれたら子育てを一緒にしてしてくれない?」
「・・・。」
「莉。ダメなんだね・・・。」
「まどか夫婦で育てるの不安なんでしょう。ダメな理由は無いいわ。それにどちら子育てに手伝いますしよ。」
「赤子慣れしてるよな。」
「あのなあ。町の人と子育てをしていたからこれからも学ぶことが多い。」
「そうなの?子育てを色々と教えてください。」
「構わないよ。子育てを教えるといってもな。」
「そんなに難しいの?」
「初めては苦労はするがその分の子供が愛しい可愛いと思うぞ。」
「騎士団団長をしながら、子育てを手伝っておられるのですのね。それで子育て慣れているのですね。素敵です。」
「好きでやってるんだから、いいんだよ。って俺が買ってきた珈琲とチョコ菓子を次々と食べているな。」
「だって。このチョコレートはサクサクパイみたいでピーナッツクリームが口に拡がって美味しいですし、こちらはピーナッツの食感とスイートチョコがマッチしていて美味しいです。」
「この珈琲は、バランスとれた一品だ。珈琲とこのチョコレートとナッツを王室に献上していいほど素晴らしいものは無い。しかし、王室に献上してくれないのは残念だ。」
「どれも試作段階で俺と和之も試行錯誤していて献上に至らない状態だ。完成するのに子供ができるまでにはしたいものだ。」
「そうなのね。楽しみにしてるね。・・・っ。」
まどかは、急に顔が青く手を口に抑え始めたので莉は急いでまどかをトイレに連れて行き、落ち着いたらときに莉は、聞きました。
「大丈夫?ねぇ。妊娠したんじゃない?」
「・・・そうかも?」
「医者連れてくるから、俺の部屋で寝てろ。和之、悠斗様、お願いしていいか?」
「わかった。まどか、失礼します。」
和之はまどかを姫様抱っこをして、莉の部屋に寝かしつけると、まどかは新しい家での莉の部屋を入るのは初めて周りを見ると綺麗にしていて、窓側に植物が植えてあり花が咲いていて、机に沢山の書類があって莉らしいなと思ってる頃に莉が医者を連れて来て診察をしてくれて結果を聞いてびっくりしました。
「おめでとうございます。ご懐妊です。」
「懐妊ですか?」
「はい。ご懐妊です。安定期が入るまでは無理はしないようにしてください。」
「安定期ってどれくらいなの?」
「安定期は、5ヶ月以降だね。今日、つわり気がついから、6週目ぐらいでしょう?」
「いいえ、7週目です。出産予定日は春ですよ。」
「私、妊娠したんですね。なんか、信じられない気持ちです。」
「莉。あなたも妊婦さんなんだがら、無理をしないように。」
「わかってるわ。のんびりとやってるから。」 「2人とも同時期にご懐妊をなさると思わなかったよ。」
「うちらのことを頼みますよ。先生。」
「お母さん。また無茶したんでしょう。ダメでしょう?私の弟が妹が心配だよ。」
「美玲。ごめんね。」
「私のお母さんは莉お母さんだもん。弟か妹が出来たら、私はお姉様でしょう?お母さんのお手伝いするもん。」
「そうだね。だけど美玲。美玲は甘えていいのよ。今まで寂しい思いしてきたんだから、うーんと甘えていいのよ。」
莉は小さい子供の美玲の頭を優しく撫でてあげると嬉しく笑顔ていました。
「美玲ちゃんいいお母さんに出会えて幸せだよね。私も莉みたいにいいお母さんになれるかな。」
「大丈夫だよ。莉や和之に俺もいるから、みんなで育てような。」
「まどか。落ち着いたら、城に行こう。王に話そう。信頼出来る先生がいるから。ゆっくり休みなさい。」
「ありがとう。休ませてもらうね。」
しばらくしたら、規則正しい寝息が聞こえると莉はリビングで悠斗様と和之と莉とお医者さんでお茶をすすりながら、話を始めました。
「莉も妊娠していたけど、出産予定日は?」
「まどかと同じ春だ。4月2日だ。」
「まどかの出産予定日は?」
「4月10日の予定だ。しかし前後することは珍しいことではない。前王には知らせたのか?」
「今、俺が人走り行って参るところです。」
「そうですか。ここで待ちます。まどか様の事と今後の事お話をしなくてはなりません。」
「わかりました。お待ちください。」
「ありがとうございます。お願いします。」
「悠斗様と和之、家で待っていてくれるか?」
「ああ。気をつけて行くんだよ。」
「はいよ。行ってきます。」
家の後ろに牛舎と厩舎が備わってる放牧場に行き、莉の愛馬を呼び、セットしてから、王城に向かい入り口に着いた後に部下に綱を持ってもらい前王の部屋に向かいました。
ノックをしてから、入りました。
「失礼します。王様、お久しぶりです。お変わりなさそうですね。」
「おやおや。誰だろうと思ったら、莉か。普段着で慌てて参られたようだがいかがしたかな?」
「ご報告がございまして急いでまいりました。」
「申せ。」
「はっ。まどか様のご懐妊をなさりました。」
「本当か?何度言えばいいんだろう。ありがとう。莉はまたしてないんだよな。」
「いいえ、私も妊娠しております。まどか様と同じ時期にしてますよ。」
「え?同じ時期に妊娠?」
「はい。2人揃って妊娠してますけど。」
「2人は王に王になって日が浅いのにも関わらずまどかに早く孫を見たいと急かしてしまってそれが嫌で城から、逃げ出してしまった。」
「逃げ出すって騎士団の兵舎に来て教務をしてますよ。」
「え?騎士団の兵舎で業務をしてる?」
「はい。。業務室やるより騎士団の兵舎でやると早いと言ってまして・・・。」
「騎士団の兵舎は近いんだっけ?」
「西に3キロ先にあります。それで俺の部下に極秘で荷物持ってきて業務をしてます。」
「莉がいる時に業務をしてるのか?」
「してます。」
「なんてこった。騎士団の皆さんに申しわけない。」
「お気になさらずに。騎士団もまたまどか様と悠斗様を拝見してくださってると喜んでますし、やる気を出してくれてます。国の最善と国の方向性を確認、悪巧みを見過ごしのないように見張り合うのにもいいと考えてております。」
「ほう。どのような考えて業務室でやるのかを教えてくれないいか?」
「山下前々団長が国を酷い事をしたので国王と騎士団の連携をとりつつ未来に向かっていい方向に向かってやらないと良けないと考えです。」
「長い間苦しんだだけあるな。」
「黒柳前団長。黒柳前団長も来られでいたんですね。」
「ああ。前王様と話し合う事があって来たが、莉とまどか様がご懐妊とは思わなかった。おめでとう。」
「ありがとうございます。黒柳前団長は前王様とお話のご予定ですか?」
「ああ。まどか様方と悠斗様の様挙式と莉と一之の挙式はしてないだろう。どうするのかって話し合いをしにきたんだ。」
「そうなんですか?今は安定期に入ってないので、今は控えるべきです。」
「なるほど。安定期を来た後か。どうしたものかのう。」
「安定期は冬ですよ。冬にパレードは酷使します。涼しくなった秋配下がでしょうか?」
「どのような考えですかな?」
「街では道は荒れてるところを整備をして馬車道と歩道を直すところからはじめ、住みやすく他国の合流のある国を目指し、たいと未来を夢で終わらせる事はさせない。堅実に国民の幸せを第一にやらないと行けない。まどか様も国民の幸せを願いまどか様自身も騎士団の共々一緒に動いております。」
「久しぶりに熱弁するじゃないか。莉は自分より国民の幸せを優先するのも変わらないなぁ。」
「莉は昔からこんなんだったか?」
「はい。昔から熱いやつでした。まどか様が選んだ2人はヤイル国の最強の騎士団団長と副団長と名が通ってまし、いいほうで名が通ってますが、山下前々団長は悪い名で通ってしまいました。」
「黒柳前団長は良い名が無くて困っておるのが?莉はあるか?」
「俺らを最強の騎士団団長と副団長を生み出したし良い国へ導いてきた人で有名ですよ。黒柳前団長に学びたいと言う者が多く、俺より人気なので復帰を願ってます。」
「莉も熱々のラブコールをいただくと思わなかった。」
「まさか、彼らもお願いされたんですか?」
「ああ。莉と一之と一緒に働きたいと懇願する者も多いぞ。しかしなあ俺も騎士団に復帰したいが、退職した身でなにしろこの年だ。難しいからのう。」
「働いてるんですか?」
「農業をして働いておるがなぁ。」
「・・・。あ~。なるほどね~。」
「莉はなんとかなるか?」
「体制は変わってないですが、いくつかの業務は増えてますが、俺自身じゃ決められないので一旦持って帰って議論しないと決められないのでいいでしょうか?」
「いきなり言われても困るよな。すまないな。」
「いいえ、大丈夫です。退職した騎士団の人達も最終就職として騎士団で守っていた地区の守りと国の発展でお店を任せております。話し合っての決めてるので皆さんが納得いくようにはしてます。」
「騎士団で守っていた地区の守りと国の発展でお店を任せておると言うが掛け持ちは出来ぬはずだが。」
「騎士団の紋章と国の紋章が入ったこちらを見たことはありますか?」
「下になにか書いた腕章だな。これはどういうことだ?」
「退職した方で家庭の事情とかで退職したがまた復帰をしたいけど言う方が多かったので、王様、まどか様、この城の側近方、俺と一之で話し合い決めたところです。」
「街の人も騎士団の人達も辞めた人たちも納得したのかよ。」
「全て話し合い、納得した上で動いております。辞めた人たちの調査と面接でもう1つの肩書きを騎士団復帰祝いの代わりに渡しております。」「話し合いで決めてるとはな。騎士団の会議はしておるのか?」
「聞く必要はありますか?」
「莉。私も聞きたい。話してくれるか?」
「月1で騎士団会議をしてます。掛け持ち騎士団も日時ずらしての同じ月1でやってます。騎士団と掛け持ちも騎士団の会議は3ヶ月に1回やってます。騎士団の会議室でやってます。」
「莉は月2回の時や3回もあるのか?」
「はい。それぞれの情報や考えが違います。騎士団と掛け持ち騎士団の視点を報告をしてもらってます。3ヶ月1回は総騎士団の会議をする、国民の声を聴きいかに国を守る、いい国するために総会議をするのです。」
「騎士団の在籍人数は把握しているが、掛け持ち騎士団は知らんのだ。掛け持ち騎士団の人数と総人数はわかるか?」
「はい。掛け持ち騎士団は490人、総人数は5490人になります。」
「そんなにおるのか?」
「騎士団は4年で1000人は入団をしました。掛け持ち騎士団はタダでいいから騎士団の仕事をしたいと願いを聞きまして現在の形態になりました。」
「知らなかった。」
「まどか様と俺と一之の考案したんです。王様も公認のはずです。」
「いやいや。掛け持ち騎士団の提案は公認したがこんなに人数は聞いてないから驚いていた。」
「入団して退団した数が異例すぎでおります。」
「その数も分かっておるのか?」
「はい。半分の地区の全員が強制に参加させて10年やらせたら半分を辞めさせて新たに加入してました。」
「いつの時期だ?」
「山下前々団長の時代です。裁判の際に証拠で提示をしたはずですよ。」
「すまない、忘れていた。しかし、どこで調べてきたんだ?」
「証拠も街の人達が協力してくださったから、揃えられました。しかしどこからどこまで調べたのかも極秘で調べましたが、まどか様と一之しか知らないです。内容は教えることは出来ません。」
「教えてくれないんだ。」
「俺たちの極秘で動いてるので簡単に教えられないですよ。」
「黒柳全団長、それ以上深入りするんじゃない。」
「王、何故ですか?」
「普通に国のダメにやってくれてるが、極秘で動いてくれてるおかげで国のさらにいい国になってるんじゃないか?」
「それにまだ隠し事あるんじゃないのか?」
「なぜそう思うのです?」
「騎士団で元部下で仲が良かったやつから聞いたんだが、毎晩、数人が消えていて朝には戻ってる。それも夜番と違う人達が動いてると聞く。本当は何を隠し事はないのか?」
「・・・。闇騎士団のことでしょうか?」
「やっぱり隠してんじゃん。闇騎士団ってどんな事をしているんだ?」
「知らなくていい事です。んっ?」
騎士団の団員の1人が莉の後ろにスッと立ち、莉の耳打ちをしました。
「そうか。一之に茶色の大きい鞄とコート貸して城にエスコートをするよう頼んでいいか?」
「かしこまりました。」
スッと消えたこと王様と黒柳前団長はビックリしてました。
「今のは何が起きたんだ?」
「黒騎士団です。普段は街を守る騎士団だが、後ろから、サポートする特別組です。通称『黒子』と呼んでます。」
「どのような基準で決めておるんだ?」
「黒子の基準は騎士の能力桁外れ、仲間に馴染めない方を見極めて個人面談で決めてます。かなり厳しく決めてます。」
「黒子は何人いるんだ?」
「それは本当に言えないんです。黒子は2人も知らないんですよ。」
「2人に話す予定はあるのか?」
「時期騎士団団長に引き継くさいに全て話すのでそれまで言わないでおきたいです。」
「黒子達は黒子になってから、変わったのかい?」
「黒子になってから騎士団の仲間達の付き合い方が良くなって明るくなって、騎士団としての腕も上がってるのも事実です。」
「ああ〜。そういやぁ、新人でもかなり腕の良い奴がいたが暗い顔してるやつが数日後に明るくなりさらに腕が上がり、仲間と打ち解けてたのは莉の仕込んだことか?」
「ご名答。俺が色々と仕込んでるのは人と人の繋がり、いいの国へして行こうと国民もその話をしたら人と人の繋がりで防犯になったり孤立が防げて、新たな商品開発をするのにも集まって話し合ってるみたいです。」
「そうなのか?何かの献上品あったか?」
「ありました。お野菜やお肉や小麦とや布とかを国で取れたもの作られたものを献上しております。」
「国で取れたもの、作られたものを献上されとると思わなかったな。」
「はい。俺も一緒にいた、チェックもしてますから大丈夫です。」
「莉がすごいんだな。」
「国で取れたもの、作られたものは、まどか様と一之も一緒にいるので知ってます。」
「あら。私と一之が何?」
「おかえりなさいませ。国で取れたもの、作られたものの、献上品の話ですよ。あまり、体を冷やさないようにしてくださいよ。」
「うふふ。ありがとう。私はもう1人の体じゃないもんね。嬉しいわ。あっ。上着ありがとう。とても暖かいのですね。」
「そう言ってくれると嬉しいですね。」
「あの、コードはなんか不思議なんだけど、莉と一之は持っていなかったわよね?」
「ヤイル国に来た時に送られた品なんですよ。まどか様にもございますよ。今、取りに行ってきますね。」
「っえ?あるの?急いで取りに行かなくていいのに。」
「大丈夫ですよ。すぐに取りに行きますよ。」
「ちょっと・・・って行っちゃった。速い。」
「確かに・・・何が隠し事してるのか?」
「知らなくていい事もある。まどか様、ご懐妊おめでとうございます。」
「あ、ありがとう。あっ。莉に上着を返すの忘れた。」
「ただいま戻りました。」
「速い。なんで速いの?」
「内緒。はい。国民からのお届けものです。」
「ありがとうございます。あの〜開けていいですか?」
「はい。どうぞ。」
莉は大きい箱をまどかに渡し、開けてみると綺麗な薄ピンクコートが入ってました。
「うわ〜。綺麗な薄ピンクのコート。可愛いく素敵なデザインね。」
「着てみたらどうかな?」
「はい。お父様。莉。今着てるコートを借りっぱなしでごめんなさい。今、返しますね。」
「いいですよ。雪が降っていたのと一之に指示を出したのは俺なので。」
「ありがとう。」
まどかは羽織っていたコートを莉に返し、薄ピンクのコートを羽織るとすごく似合ってました。
「ど、どうかなぁ?」
「似合うなぁ。すごく映えるなぁ。」
「まどか様が似合いすぎる。莉。まどか様の着てるコートを似合うよう作ってたのか?」
「ッフ王様と同じようにまどか様を尊敬と愛されてるんですよ。だから、街の人のサポートしただけですよ。」
「街の人とやっていたのも見てたな。まどか様、かなりお似合いです。」
「本当に?ありがとう。莉はどうかな?」
「ふむふむ、みんなで悩んで作ったかいがある。良く似合ってる。」
「本当に?嬉しい。まどか様。何もっ聞かずに目をつぶって下さい。」
「こ、こう?」
まどかは目をつぶって待ってると莉が何がしてたと思えば手元が離れました。
「お待たせしました。目を開けていいですよ。」
まどかは目をそっと開けると莉は鏡を持っていた。
莉はまどかに鏡で耳元と胸元を見ろとやってるので見て驚いた後に泣いていた。
「これはどうしたの?」
「ネックレスとイヤリングは婚約祝いです。ディアラは式までにご用意致します。」
「えっ?しかし・・・。」
「気にするなよ。みんなはまどか様の事をお好きなのよ。お祝いしたくて仕方がないんだよ。」
「私のことが好き・・・。愛されてるってことなの?だとしたら、嬉しいなぁ。ありがとう。」
「お礼は俺じゃない。国民にお礼してくださいね。まどか様しかできないお礼があるんですからね。」
「私にしかできないこと?不安なんですけど。」
「いつもどうりの仕事をして、国民と楽しんで下さいよ。悠斗様と一緒に俺と一之の側で。」
「え?どう言うこと?」
「一緒に同じ場所でやろうって話ですよ。」
莉は頬を赤らめさせてそっぽ向いてしまったところをまどかは莉に抱き着きました。
「莉~。ありがとう。ねえ。莉。敬語を止めて。いつもどうりの言葉で話してよ。お願い。」
「はぁ~。王様の前ですよ。敬語になりますよ。」
「莉。私のことを気にしなくていい。まどかがこんなに仲良くしてくれてありがとう。これからもよろしくお願いします。この道理だ。」
王様が頭を深々と下げたからまどかと莉と一之は慌てて頭を上げてもらいました。
「王様。俺達の関係は変わりません。茨の道であろうか、進む道は変わりません。」
「そうですよ。お父様。私は莉と一之をはじめ、みんなで一緒に良い国にして行きたいし、みんなに協力したい、してもらいたい。そうしていきたいの。」
「お先に無礼失礼致します。莉とまどか様にであったおかげで今の俺達がいるんです。黒柳前団長が導いって下さったおかげで王様やまどか様との繋がることも出来ましたし、副団長になってもさらに莉とまどか様をはじめ、国民方と一緒にいい国にいきたいと考えております。」
「話の中、すみません。俺もいいですか?」
「ああ。悠斗様。いかがいたしましたか?」
「話を全て聞いてしまいました。俺も言わせて頂けないですか?」
「ああ。悠斗様のも聞かせてくれないか?」
「はい。前王、俺や兄上や、国民方を苦しめ辛い思いをされたので前王みたいに悪い国にならずにいい国にしたいたいと考えており、国民方々と合流でさらなるいい国にしたいと思い、まどか様意見は、すごくいいと考えております。俺もまどか様に習い学んでいきまどか様と莉と一之と国民と一緒に明るい未来に作って行きたいと考えております。」
「4人の意思はわかった。意思は固く強いんだな。国民を裏切る行為するんじゃないぞ。」
「王と俺の期待、問題起こせば、怒りますからな。」
4人はパァと明るくなり、元気よく返事をした。
「4人は返事はとてもいいな。私はそろそろ隠居しようと考えておる。」
「・・・っえ?王様、もう隠居なさるんですか?」
「ああ。妻が国民の所に暮らしておる。そっちに身を寄せるつもりだ。」
「奥様?女王様はどの方でしたっけ?」
「美咲女王様です。」
「美咲女王様?会ったことあります?」
「ありますよ。美咲女王様はとても美しい方だったから覚えてる。今はスラム街に住まわれております。」
「俺らは会ったことあるか?」
「ありますよ。この薄い衣を羽織った姿もこちらの花のピンをつけた方はまた事はないか?」
莉は懐から箱を取り出し中身を開けるとキラキラとした花が3つくっついておりたまがいくつか着いたピンがクッションの上に置いてあった。
「ああ。美咲に上げたピンだな。なぜ莉が持ってるのだ?」
「山中爺様が代々作られ、献上していた品とお聞きしました。俺たちスラム街の伝統として紡いで行かないとダメだと考えてます。」
「これを作っていく人はおるってことなのか? 」
「はい。最後の1人だったのが今は弟子が大人も子供も入れて37人います。」
「37人もいるのか?この銀細工を作る職人はもう居なくなってしまったと思っていたが、残っていて弟子までいるなんで知らなかった。」
「国の発展出来たらいい考えており、国民のどうしたいのが何をしたいのが話をしておきたいです。」
「黒柳前団長よりも明るくなってるのはいいが、報告書や、申請書が若干多い気がするな。街を視察をすると活気が満ち溢れておりいいと考えておる。まどかと職務をこなしながら、街の視察しながら国の発展するように国民と共にやってきたんだな。」
「お父様。努力を惜しみなくしてますし、お休みの時は街で遊んでるんですよ。」
「な、何?なんで、街で遊んでるだ〜。」
「だってさ、街のこと知らないのに勝手に進めるのはおかしいでしょ?町娘であちこちと知らなきゃどこが治安が良くて、どこかが治安が悪いままじゃダメでしょ?全て知っていて、次に何をするべきか把握できるし。莉。街の視察は全て見てるよね?」
「はい。裏路地まで拝見してますね。」
「おいおい。裏路地まで見るって莉、そこを止めなさいよ。まどかになにかあったらどうするんだよ。」
「俺達、騎士団が必死に止めてもお願いしてもやめてくれないです。姫さんがどこ行くかは決まってないが各地区の騎士団の特別護衛部隊ができているんですよ。まどかは知らないでしょうけど。」
「っえ?特別護衛部隊がいつの間に発足したんですか?」
「スラム街にちょくちょく来てたので俺の命令や指示してないのにその体制が着いてしまったんだよ。報告と目で確認しである。」
「どこまで知ってるの?」
「うふふ。街の裏路で細かい作業や街の畑での手伝い、農業の動物の手伝い全てをね。」
「私の目的まで分かってていままで黙っていたの?」
「ばぁーか。何年の付き合ってると思ってるんだよ。なんでも筒抜けなんだよ。何もがもだよ。」
「え?全て・・・知っていた・・・バレていたことになるの?」
「はい。全てバレてました。街の人も騎士団も知らないようにバレぬようして生活をしてましたよ。」
「そ、そんなぁ。バレてないと思ったのに。」
「しかし、バレてるからこそ、色々と相談や話をかけてきてくださるのはなんででしょうねぇ。王女様になる方と共にいい国にしたいたいと考えて話し合いを持ち込んでるんではないでしょうか?」
「じゃあ、私に相談や普通に相談や、お話をしていたのは街の人と同じように扱ってくれていたってことなの?でも護衛はとこから見てくれていたの?」
「街の方々で夢中で気づかなかったと思うが、まどか様の後ろにいましたよ。」
「いたの?」
「そりゃあ、騎士団はバレないように護衛をするのも仕事だ。巡回でも見えるような仕事をしてるんじゃない。見えないようにこっそりとやっている仕事もしている。」
「そうなんだ。騎士団は大変なんだね。じゃあ、莉は騎士団団長でしょう?産休とか育休とかどうするの?」
「特別部隊があるから、特別部隊の仕事以外は産休、育休はとるよ。」
「働く時点で産休、育休の意味無くね〜?」
「そうよ。特別部隊って何?」
「まどか様を守り隊ってやつらしいよ。」
(莉、変な嘘ついておるなぁ。)
と王は変な顔してると莉は王様に人睨みで(余計なこと言わないでくださいね。)と顔してました。
「まどか様は気にしする必要ねーよ。まどか様はまどか様やりたいことやれよ。」
「ありがとうね。でも莉、自分の事も大切にして欲しいの。無理し過ぎる部分あるから心配してるのよ。」
「心配してくれてありがとう。俺は、俺のやり方で休憩しておるよ。」
「本当ですか?」
「スラム街でドラム缶で焚き火や、焼き芋をしながら、酒を飲んでるところ見たことあるか?」
「あります。なんで、それが出てくるのでしょうか?」
「そこでたむろしてるヤツらの中に莉がいるんだよ。そこでこっそり楽しんでるよ。」
「?!ちょっと。なんで知ってるわけ?一之にも知らないはずだけど。」
「ごめんごめん。莉の楽しみ、大切なオフを暴露してごめんなさいな。」
「笑いながら、言うんではありません。莉の楽しんでるなら、良かった。私も体験したいしてみたい。」
莉は一之の方を向いてキッと睨みつけた後に大きなため息をついて両手をあげ顔を横に振りました。
「あまりいい顔できませんし、一緒に温まろうって言えないですよ。」
「なんで?」
「ドラム缶で温まってる奴らはいいやつなんだが懐にを忍ばせてるやつらだからそこに連れていくのはいい顔ができないんだ。」
「一般が懐に刀入れてるのだ?そんな所にまどかを行かせられない。」
「ねえ。なんで懐に刀を忍ばせた人達と一緒にいるの?」
「山下前々団長がめちゃくちゃにした辺りから彼らの人生を変えてしまったやつらか?」
「はい。彼らの話は山下前々団長に無茶なことを言って仕事を振ってはできなければ罵っていたらあのようなぐれてしまったと聞きします。」
「彼らは仕事はしてるんだよな?」
「してます。集まる顔ぶれは違いますがやりがいかある仕事でいい顔してますし、感謝の言葉を言われるんですよ。」
「ドラム缶に温まるやつらは多かったな。ドラム缶に温まるやつらの職務を聞いてもいいか?」
「37人は山中爺様のところで弟子でも新作も作っていますよ。献上品の色を着けようと提案をしたのはお弟子さんですよ。」
「そうなんですね。素敵な花の銀細工ですね。とでも気に入りました。」
「37人の弟子がいると言ってたが子供は何人いるんだ?」
「子供は10人ですよ。工場で修行と勉強は必死にやってます。」
「10人も?学校も有ったはずだ。どうなっている?」
「残念ながら1校もあリません。」
「何故に1校も無いんだ?」
「申し訳ございません。なぜ無くしたのがわかりません。」
「莉は調べついてるんじゃないか?」
「学校が1校も無いのは山下前々団長が幼少期の時に学校でいじめられたことで全ての学校を廃校にし、2度とも建てらぬように法律や誓約書まで作られ、覆す事が出来ないように作られてしまったんです。」
「なんで事をしてくれてんだ。破棄もできないようにしたのか?破棄が出来ても作っても通う子も教員もなんどかしないといけないんじゃないか。」
「一之、茶色の大きい鞄をいいか?」
「ああ。この鞄でいいのか?」
「ああ。その鞄で大丈夫だ。破棄ができるゆういつの突破できる書類がここにあるんですよ。」
莉は一之から茶色の大きい鞄を受けとりファスナーを開けて書類を取り出し王に提出した。
「こちらを確認をお願い致します。」
「この書類はなんだね・・・。この書類は破棄ができないって言ったやつじゃないか。」
「はい。サイン欄をご覧ください。王様のサインではないんです。」
「っあ。名前が。それに書類自体がめちゃくちゃだ。」
「はい。そもそもその書類自体が無効です。」
「じゃ、じゃあ国民とワシは騙されたのか?」
「そうなります。追加の罪を加えても問題ありません。子供の教育、教員は裏路地の騎士団の目が届かぬところで受けでます。学校さえ出来て通えるようにやらないと行けません。やることが多いのです。」
「しかし、よくこの書類を見つけたな。」
「ただ3つの疑問がこの答えに導いてくれたんです。」
「3つの疑問?」
「はい。1つ目はグレイ国とヤイル国で悠斗様と堯様にも確認しましたがゆっくりとじっくりと変わることがあっても急に変わることは無い変わるとしたら、隊長になる前から計画を立ててたんじゃないかと意見が一致したことです。2つ目が学校が急に無くなったこと、教育を受ける教団に立つことを禁じたのはなぜなのか?いつから、出来なくなったのかという点です。確認出来てる限り約30数年と見ております。最後の3つ目が偽の書類を作り執行したのがど言うことです。1つ目の荒れた国と2つ目の学校が無くなったという疑問になり3つ目の書類に何かあるかと思い調べましたら、嘘だろうであろう書類が出るわ出るわで本当に騎士団団長として何をしていたのが気になります。」
「質問してもいいか?」
「はい。」
「1つ目の国がめちゃくちゃにしたのと2つ目の学校が無くなったのは同時になったのか?」
「はい。この書類とこの国が変わり始めた日時と始めた場所の書類が同時と見て間違いないです。」
「じゃあ3つ目に言ってる書類は一緒でいいか?」
「はい。国が変わり始めた日時と場所の書類とこのおかしい書類を確認していただいても変わりません。」
「その書類はあるのか?あるなら、見せてくれぬか?」
「あります。30