白金の騎士恋もの語り
|数年分の書類を持ってきてあります。茶色の大きい鞄に入れてあり、一之に持ってきてもらいました。こちら全部30数年分の書類を持ってきました。」
茶色大きい鞄から、30数年分の書類を出して王様に差し出し王様は受け取り王様も黒柳前団長で確認をしてました。
「莉。これは全て・・・事実なのか?」
「はい。全てある場所に丁重に保管してありました。」
「保管してあった?」
「はい。騎士団団長の執務室の暖炉の所に地下室がありまして、その部屋に金庫かあり、その中に保管されてました。」
「隠し部屋なぞ知らぬぞ。どうやって見つけた?」
「黒柳前団長が団長の時に暖炉で真新しいレンガの1部がありました。俺が団長になってすぐに調べ、職務室兼寮に自分の家の執務室の金庫に移動をし、執務室の書類は現在使われている兵士たちの寮兼執務室に厳重に保管されております。」「なぜ移動させたのだ?」
「黒柳前団長に変わった時に山下前々団長に会ったんですが、その時に様子がおかしかったので偵察してみましたら、隠し部屋もろども執務室と寮を早めに破壊しないと行けないとと言う趣旨だったので黒柳前団長にご相談できる状態じゃなかったんですよ。」
「なぜ言わなかった?」
「山下前々団長もまた目をつけられておりましてとお互いを監視をしながら、仕事してるんですよね。報告しようとしても山下前々団長が窓から、監視をしてたので言えなかったのと確証の物もないので、山下前々団長の偵察をしながら書類と隠し部屋を見つけないと行けなかったんです。」
「ほぅ。って、移動した当時に山下前々団長が執務室兼寮を爆破されたのか?」
「はい。隠し部屋は爆破出来ぬようにこっそり補強してるので壊されずにありますし、しっかり隠してるので山下前々団長は隠し部屋が無くなったと思ってます。爆破でこの書類や、今まで代々騎士団団長やってきた書類が劣化や、隠滅、燃えて消えてしまうのは困るので移動しました。」
「代々騎士団団長が守ってきた書類や飾ってる物全て移動してくれてたのか?」
「してあります。代々騎士団団長が守って来た書類と飾ってた品々は守っれたんですが、建物が守れなかったのは残念ですし、そこで執務出来なかったのは仕方が無かったと考えざるえません。」
「いや、いい。騎士団団長の執務室兼寮自体が老朽化しており、立て直しの案が俺の代でも出ていた。莉が運良く爆破の事を感知し、全てを移動してくれたおかげでさら地から、隠し部屋も含め立て直しをすればいいんじゃないか?」
「簡単な事を言いますが、兵舎から騎士団団長の執務室めっちゃ距離あるんですよ。」
「そうなのか?どうなんだ、黒柳前団長。」
「確かに騎士団団長用の執務室兼寮はサンガン地区、城の横にあり兵舎は、王都よりかなり離れたスラム街にあります。俺が騎士団に入った頃には着々と進んでましたし、言える立場ではなかったです。」
「なぜ、そのように作り学校が無くなるのと同時に作ったんだ。知らぬものはおらぬのか?」
「王様、お怒りは分かります。ですが、そこは俺が調べてきております。報告致しますのでお怒りをお鎮めください。」
「莉はどこまで知ってる?」
「山下前々団長の事を調べてうちに罪が出るわ出るわで余罪が裁判後にも出てくるので本当に裁判前後にも出るので困りましたが、ひとつの答えが来ました。」
「教えてくれ 。騎士団の兵舎と団長の執務室兼寮は拠点はどこだったんだ?なぜ、サンガン地区とスラム地区に騎士団の執務室兼寮が2つある訳を言えるのか?」
「はい。兵舎は元々、スラム地区だったんです。団長用の執務室兼寮がサンガン地区に作ったのは山下前々団長が団長に着く前に作っでスラム地区の兵舎の横にある執務室兼寮を取り壊されました。なぜ、サンガン地区に強く作ろうとこだわるのかも聞いてきました。」
「サンガン地区に強いこだわり?」
「サンガン地区は王都の前のにぎわいと色んな女性、沢山の方とイチャラブだけではなく、みだらなことして沢山の女性を泣かせ苦ませていたとこちらの書面にも記載してあり、俺が山下前々団長が日時を確認してますが、歳も関係なしに同じことをしておりました。」
「歳をとっていてもが?」
「はい。捕まる前日までやっでました。」
「莉は注意をしなかったのか?」
「再三、しましたが聞き受けれないので牢に入れたんですが、何度も脱獄を繰り返すので、酷いいたちごっこで手を焼いて困っていました。」
「1人で山下前々団長の悪いことを抑えながら証拠を集めてくれていたんだな。苦労していたんだな。」
「団長の業務をしながらなので苦労しました。しかし国民のだめに戦えるならこの苦労は挑まずにやることが出来ます。」
「国民のダメにかぁ。悪い事したことないな。する気はあるのか?」
「するとしたら、まどか姫様を街でで歩くのに町娘のように着せ替えをさて歩くのを楽しんでる程度ですよ。」
「娘を着せ替え人形のようにして、街に出歩いてるのか?本当にけしからん。」
「ちょっと待ってお父様。私の話を聞いて欲しい。」
「まどか、黙りなさい。」
「お父様、私の考えで洋服を提供してもらってるの。だから、聞いて欲しいって言ってるの。」
「いい加減しなさい。莉の着せ替えにしかないまどかは2度莉に会わせられない。」
剣を強く地面を着く音がした。
音のした方を見ると黒柳前団長が大剣を立てて顔が鬼のような顔で王様を睨んでいました。
「王様よ。まどか姫の話を聞かずに黙らせるとは本当に親か?」
「何が言いたい黒柳。」
「まどか姫は街の偵察するのにドレスのまますると言うのはかなり深いところまで見る事ができぬ。町娘の姿で街を偵察する事に意味があるんだ。まどか姫はドレスしか無く、莉は着せ替える服を用意してまどか姫と選んで着て町娘の姿で街を偵察しなければ見えないものがある。まして、まどか姫はドレスだけで国を偵察させる気か?ドレスだけじゃ裏まで見れぬどころが悪まで見抜けず国を悪くなるだけだ。」
「ぐっ・・・。」
「まどか姫は女の子だ。沢山のオシャレをして楽しませるのはいいが国の善悪の判断させるべきだ。」
「王様。まどか姫は時期時期女王様になられるお方だ。王様と女王様と騎士団達が協力をしなければ、いい国なりませんし、仲間の誰が悪いことをすれば仲間が悪いことをしたやつに正す。次期王様やまどか姫だけではなく、俺や一之も正しい人間でいられる訳ではない。間違いを起こし、なにかしてしまうこともありましょう。誰が気づき、正しい事をしてくれるのも喧嘩しても正しい道だったと話せる国民と王の信頼が必要なのです。」
「お父様、私達の後に継ぐ方々にもいい国にだなと安全、安心できる国にするにも私達も国民と同じ服装で偵察しなきゃ意味が無いのです。莉が着せ替え人形のように服を用意してくれるおかげで国の隅々まで偵察できなかったでしょうし。ドレスだけではなく、色んな服着れて楽しんでは行けないんですか?」
「幼い時にいい国に安全、安心そして笑え合える中になろうっと盟友の中です。」
「どこで立派な女王様になったんだ。」
「まどか姫が拉致をされたところから、全て始まってますよ。」
「えっ。どういうことだ?」
「国の行政が悪い時にまどか姫は城から、拉致をされ、保護されるまでどうしていたか知ってますか?」
「それは・・・自分の事でいっぱいっぱいで。」
「まどか姫の事をちゃんと見ていなかったと言うことですか?学問もしっかりしろで、城外に出ること禁止してたんですか?」
「な、なぜそこまで知ってる? 」
「幼い頃から身につけたスキルを甘く見ないでください。」
「まさかあれの元があるのか?」
「ありますよ。生きるダメに幼い頃に手に入れたものですよ。」
「まどか、一之。幸満からインクとお茶、茶菓子を持ってきてくれぬか?」
「?それは幸満に頼めばいいのでは?」
「まどか姫は最近はお菓子作りで沢山、作れるようになったでしょう。何か作って欲しいんだ。俺がいなくても大丈夫か?」
「お菓子作りはなんでもいいのですか?」
「ええ。なんでもいいよ。一之。インクもお願いしたいが、一緒にまどか姫のそばににいてくれぬか?何があると心配だからさ。」
「いやいや、莉がそばでいてやらればいいじゃねぇか?」
「俺がいなくても料理やお菓子作りもできる国民の気持ちに寄り添える1人の女王様、王様に成長できるようになってもらいたい。だからこそ、一之。まどか姫のお菓子作りを見届けて欲しい。ダメか?」
「・・・。いいだろう。任せとけよ。盟友までやった幼なじみだ。やってやるよ。」
「頼むよ。まどか姫。1人でお菓子作りをするんだよね。美味しいお菓子作りを楽しみにしてます。」
「私1人で作るの?」
「そうですよ。チャレンジをしたいって言うのはウソになるのか?」
「ウソじゃないもん。新たなチャレンジをするし。街の住人の寄り添える人になるんだから。作ってくるから待っていてよね。」
「上手に出来たら、褒めてあげるからな。」
「本当に?本当なら私、頑張っちゃうんだから。」
「本当だ。出来たら何したい?」
「数日、私と買い物やお茶をしたり料理したり洋服を着せ替えあったりしたい。」
「良いでしょう。約束いたしましょう。」
「本当に約束ですよ。一之、行きましょう。」
「ああ。急がなくでも莉達は消えたりしねえよ。」
「だって莉が数日、私と付き合ってくれるんだもん。それに色々と教えてくれるし、莉が騎士団団長で忙しいのに私が良い姫になる様に先生になって教えてくれるなんで苦労かけてるから、少しでも仕事の事から、離れて欲しいのよ。」
「そうだな。仕事をしてきたから、休みの1日は買い物と酒場で酒飲んで終わりなんだ。楽しい休日を過ごした事がないな。」
「あのなぁ。騎士団団長たるものきちんとしなければ行けないんだよ。オフで俺がはめ外すと俺のクレームや品格が落ちると言われるし。」
「騎士団の中で言われた事がありましたっけ?」
「騎士団の中でも未だに言われてるよ。女だらしの団長って言うのが有名だよ。ねぇ黒柳前団長様ァ?」
黒柳前団長が顔をそっぽ向いてみんなは何が察しました。
「そう理由で団長として気をはらざる得なくなりました。」
「街の人達は莉の事を怪しい目というか、心配する目でしたね。」
「それで普段の生活が騎士団団長の振る舞いで気が休まんわ。」
「黒柳前団長が女だらしの名が受けずいてしまったのは知ってますか?」
「ああ。知ってるがなぜそうなったのか知らないわ。」
「山下前々団長が団長に就任してすぐにサンガン地区と王都の前のにぎわいと色んな女性、沢山の方とイチャラブだけではなく、みだらなことして沢山の女性を泣かせ苦ませていた時にその際に騎士団団長イコ-ル女だらしの名がついて、黒柳前々団長と俺に団長と女だらしの名が受けずいてしまった。」
「そうなの?受けずくなんで。」
「黒柳前団長の娘さんはご存知ですか?」
「確か4人いますよね。綺麗な娘さん方ですよね。」
「奥さんも美しい方だよな。それでなんだ?」
「長女と3女は奥様の実子で次女と4女はスラム街で親無し子で引き取って育てた子ですよ。」
「なに?そうなんですか?」
「どこまで知ってるんだ?」
「全て知ってます。黒柳前々団長が団長になってすぐにスラム街をいい地区に変えたうえに俺と一之を騎士団団長と副団長に導いたのが払拭して、俺が元の国しただけではなく、いい国したから払拭が出来たのが少しずつ人気になってきたんだ。」
「俺ら苦労してきたな。」
「ええ。先輩方々が時期団長だったら、耐えられないと嘆いてましたよ。」
「だろうな。俺らは変な耐久性持っていて助かったな。」
「変な耐久性をつけたのは黒柳前団長でしょう。」
「お、俺?もうさぁ、前団長と言うのやめないか?昔のように話そうぜ。」
「黒柳先輩の方がいいんですか?」
「懐かしいな。先輩って。昔のように仲良くしようぜ。」
「はぁ。」
「莉。大丈夫?顔色悪いよ。」
「顔色悪いのは仕方がないよ。それに先輩、酒豪なのは良いんですが、酒と仕事のことですごくお世話になったのですが、酒で色々としてくれたので色んなお酒が飲めるようになり強くなったんですけど、黒柳先輩が酔いつぶれた後の処理する人の身になって欲しいものですね。」
「えっ?どういうことですか?」
「本人は心当たり多いアリみたいですが、酔いつぶれた後の事を言っていいですか?先輩。」
「あ、ああ。どうぞ。あまり言って欲しくないやつなんだけどな。」
「莉。黒柳前団長の酔いつぶれた後はどんなようになるんだ?」
「笑い上戸なら可愛いんですが、酔い始めるとがんがん飲んで飲んだ後はトイレで戻して、そのまま酔い潰れて寝ちゃうんです。」
「それはそれで大変だな。」
「それならまだ俺が先輩の家に連れて行き、支払いなんて俺がお店に支払った後に奥様が謝られながら先輩が飲んだ酒代頂く始末。どんだけ先輩の酒に付き合わされることやら。」
「それでか。翌朝に嫁と娘にこっぴどく怒られて、酒代とかでお金を引かれてたんだな。」
「俺も怒ったのにも関わらず忘れるなんで酷いにもいいどころですよ。」
「えっと覚えてないなぁ。」
「山中副団長にもゴッテリ絞られてたのにも関わらず忘れるなんて。」
「俺の怒った後に忠告も忘れるなんで。」
「山中先輩。お久しぶりです。」
山中前副団長が入ってきた時に黒柳前団長は莉と中山前副団長の2人の鬼のような顔を見て思い出した。
「今頃思い出したのか?遅くないか?」
「えっ。え〜と。すみません。聞き流してました。」
「山中先輩。聞きました?」
「ああ。どうしようもなく困った方だな。莉。黒柳は飲酒は今もしてるのか?」
「今もしてます。昔よりは大人しくなったとは言ってますが、スイッチが入ったら周りをやってるみたいですよ。禁酒して欲しいと街の人達や、騎士団の人達も言ってます。」
「ほう。その要望はどれくらい来てるかわかるか?」
「酒場と騎士団は全て、街の住人は4割程度は来てます。みんないい顔しておりません。」
「黒柳、山中、莉。ずっと飲酒してきたやつはいきなりは禁酒は無理だ。ここで提案だ。なにも難しいことではない。酒の量を減らして、飲酒をしない日を週2日をすること。周りの迷惑を減らさなきゃ元騎士団団長の汚点が2人目になるだろう。」
「黒柳先輩がしてくださるなら、異議ありません。」
「以外に決断が早いな。莉は。」
「王の提案や決断は正しいので、反発しないだけです。」
「ほぅ。王の威厳を守るのか?」
「いえ、王の威厳を守ると言うより、王や、騎士団は正しい事の道しるべにならないと考え、正しい事とはと自分自身に問いかけております。」
「ほぅ〜。正義とはなんだ?正しい事はなんだと言うことを自分に問いただしてるんだな。莉だけではなく、騎士団全員で。」
「はい。騎士団全員や国民のみんなできちんといい事と悪い事を言い合えるようになりました。」
「莉が休みなしで努力しながら国のダメに戦い国民と騎士団の気持ち経済を寄り添えてきたからこそ、国民と騎士団のみんなからの信頼と実績が今に繋がったんだろう。」
「厳しい山中副団長と優しい黒柳前団長の2人か莉の事を認めてくれてたんですね。」
「初めて認めざる得なかった事件があったんだ。」
「初めての事件?」
「はい。俺らが団長、副団長になり莉が入団した時に内乱が起きるくらいのデモが起きてしまったんだ。」
「あ〜。莉がただ一言を言ったら大人しくなったんだよ。『皆さん聞いてください。黒柳団長と山中副団長を最前線で指示を出しながら、昔のように幸せだった頃以上の暮らしの幸せを目標とし、昔の暮らし以上のいい暮らしにするダメに皆さんの力が必要です。どうか俺ら騎士団のみんなと国民の皆さんの力が必要です。苦痛をの暮らしをしてきたスラム街出身で新人の俺はこの国のいい国だった頃の時代以上の幸せを皆さんと作りたいんです。皆さんの力貸してください。この通りお願いします。』と頭を深々と下げながらお願いしたんだ。莉の意思に打たれ見守るどころが国民と騎士団で今以上の国になった。莉がこのデモをなくし、信頼へ変えた英雄だ。」
「そうだな。莉の発言したさいに街の住人は20年以内に暮らしやすくしなければ王へ襲撃すると宣言されたがよりいい暮らしになった。」
「ああ。莉があの発言しなければ内乱が起きていた。莉。入団して10年目だな。10年間ご苦労さま。国民の皆さんが莉にプレゼントで家に送られてるぞ。」
「っえ?10年前の約束では昔のように暮らしを戻せる、守る約束をする代わりに反発をしないで欲しいと話し合っていたんだが、プレゼントしてもらうような事してないんですけど。」
「いやいや、10年間の約束と国を建て直したヤイル王国の大英雄として崇めてるぞ。3人でなりたての時から、頑張っていたが莉が1番やっていた。」
「ああ。書類に街に出ては色々として苦労してきた。俺らも休みとりながらやっていたが莉は休みは取りながら俺らの倍の仕事をやっていたよな。」
「お休みの日も溜まってた書類を捌いてましたよ。」
「えっ?休みを返上してやっていたのか?」
「山下前々団長が新人の俺に必要な書類を休みの前夜まで隠して朝に持ってくるし、見回りや立て直しでも妨害してくるので休みがなくて苦労しました。何回か騎士団を退団しようと辞表まで持ち歩いてました。」
「そんなに追い詰めていたのか?」
「黒柳先輩と中山先輩のいない所でやられてましたし、誰も言えなかったのと相談できませんでした。」
「今まで気づかず、辛い思いさせてすまなかった。」
「辛い思いしたのは俺だけではないんです。」
「莉だけではない?どういうことですか?」
「俺と数人に同じことされて苦しめられてました。俺が入る前に同じことされてた人達は辞めていき、入った時にみんなで1つの目標を掲げて耐えてきました。」
「目標?どんな目標だ?」
「『山下前々団長に最大の鉄槌を下す。』この目標を掲げて、この退団の紙と腕の傷が証です。」
右腕と懐から退団届けを出しました。
「この腕の傷は山下前々団長につけられた、いや火傷の跡になってしまった。」
「この火傷の跡は一生に残るものになってしまったんだな。今は痛くないか?」
「今は大丈夫です。この火傷は山下前々団長に無理やり特別騎士団マークをつけられてました。」
「無理やりつけられたのか?しかし、みんなで復讐で山下前々団長を極刑にした。闇に落とそうとしたんだ罪になるんだぞ。」
「承知しております。ただ、山下前々団長の行った罪を王や黒柳先輩と山中先輩方は知らない事を知ってもらいたかっただけなんですよ。」
「この火傷の跡は一生残るものになってしまったんだな。復讐をするなら、道端で無惨な姿でも良かったんじゃないか?」
「それだと俺ら手を汚れますよ。今まで起こした罪に正しい裁判で落ちてもらおうと考えたんです 。俺らは黒柳先輩と山中先輩みたいに人の痛み苦しみを理解をし、国民にいい見本できるかを話して来ました。」
「莉自身は自己満足としてやってるのか?」
「国民や騎士団の苦しみを我慢して、俺が楽に楽しんでるのは山下前々団長と同じになる。俺も国民の皆さん騎士団のみんなで苦しみや悲しみや喜びを分かち合うのは自己満足なのでしょうか?」
「自己満足と言うより、自己犠牲になってしまうのね。」
「俺が決めた事だから気にするな。さあ、お菓子やお茶をお願い。」
「分かったわ。行ってくるわね。」
「一之。まどかをしっかり守り抜けよ。」
「言われなくともやってやるよ。」
「頼もしいな。しっかりと行ってらしゃい。」
「お父様、莉。行ってきますね。」
一之とまどかは厨房に向かうのを確認をし、山中先輩が口を開いた。
「黒騎士団・・・通称『黒子』と呼んでいたな。サポートする特別組で間違いないな?」
「はい。間違いありません。」
「黒子は何人いるんだ?本当の事をおしえてくれ。」
「黒子は28~38人はいます。」
「28~38人はいるのか?」
「いますよ。町黒子もいますよ。」
「ま、待て、町黒子は騎士黒子達の他にもいるのか?」
「町黒子は騎士団を強制退団されて町騎士団や町黒子になって仲間達の付き合い方が良くなって明るくなって、腕も上がってるのも事実です。」
「ああ〜。そういやぁ、騎士団で退団した彼らもかなり腕の良い奴がいたが暗い顔してるやつが数日後に明るくなりさらに腕が上がり、仲間と打ち解けてたのは莉の仕込んだことか?」
「ご名答。俺が色々と仕込んでるのは人と人の繋がり、いいの国へして行こうと国民もその話をしたら人と人の繋がりで防犯になったり孤立が防げて、新たな商品開発をするのにも集まって話し合ってるみたいです。」
「ほう。町黒子も騎士黒子は黒子になったらうまくいくように仕組んだのか?」
「俺が辛い事や苦痛は己自身が乗り越えただけ。騎士団の彼らも同じ立場でも同じでしょうね。 」
「莉は騎士団や元騎士団に色々とチャンスと新たな仕事を与えたんだろう?」
「はい。個性を活かせるような事を考えた答えが黒子という、隠し職種で掛け持ちをやってもらうことで納得と最高の仕事だと見つけいい仕事しようと努力としているので俺の最大のサポートをする事でみんながいきいきと働いている。」
「確かに莉に団長になってから一気に活気づき元騎士団の彼らもかつてのやる気に満ちていて、環境変化にすごくびっくりしておる。なぜ、黒子を立ち上げたのが起源はなんなのか教えてくれないか?」
「起源ですか?ある疑問と言いますか、まどか様を初めて守ったのと同時の挫折を感じたのが始まりですかね。」
「ある疑問、挫折とは?」
「黒柳先輩と山中先輩のテストで少しでも2人に当てると言う体力テストで勝ったのは覚えておりますか?」
「ああ。懐かしいなぁ。新人のくせにすげぇと思った印象だな。」
「スラム街育ちでしかできないことだったんだろうが、なぜ疑問、挫折を味わう?」
「ギリギリで当てられた人もいたはずなのに完璧に当てられたのは当時は俺だけでした。それを嫌がる奴らが多く、たまたま当てられたくらいでいい気になるなといじめられスラム街育ちで実力をつけてきた俺は何もしていけないのかと疑問、挫折を味わい、力も実力もある奴らは何も出来ぬままなのかと遠くから先輩や後輩を見ていて団長になったら、これを作って騎士団と街の団結力を見せつけてやりたいと考えてました。」
「いじめに気づかずにすまない。」
「いじめから、黒子を作ろうと考えたか?」
「はい。いじめはスラム街よりマシと考え見極められたんですよ。スラム街なんで地獄だったんすよ。」
「って?黒子と騎士団と街をどうするかは時期団長と副団長に引き継ぎすんんだ?」
「引退するまでに見極め、育てる所です。」
「もう始めてるのか?」
「始めております。騎士団団長と副団長を育てるなら、引き継ぎだけでは迷られでも国民と騎士団の彼らと王や騎士団団長と副団長が路頭に迷う事をしないようにいくつかの実務や、どのような騎士団団長と副団長になりたいのか導きたいのがゆっくり決めていこうと必死ですよ。」
「って時期団長と副団長は見つかったか?」
「黒柳先輩、気が早いっすよ。目星を何人か見つつけてますよ。今は新人も含めて育てなきゃいけませんし。」
「時期団長、副団長に新人も含まれておるのか?」
「入ってますよ。先輩方はすごいですが、後輩から新人も成長をするダメにも考えなくではいけませんし。」
「黒柳よりも効率出来ですね。」
「一之は、黒柳先輩に似てませんか?」
「確かにな。俺と莉は、苦労しっぱなしだな。苦労しっぱなしのせいで白髪になってしまったな。莉の銀髪が白髪になってしまったな。」
「そうですね。銀色の髪に戻したいですね。」
「ロングの銀髪も似合いそうですね。伸ばしてみませんか?」
「俺を遊んでいるんですか?王様。」
「ワハハハハハハハ。面白い事を言うのですね。愛妻家の私だと知ってで上手い具合に言ったな。」
「『仕事放り出しで愛する妻の所に行きたい。』と俺が必要な書類を持っていった際に嘆いてましたよ。」
「俺らも聞いてたので知ってます。っで、莉は王位継承と王様の今後の事を考えてるのか?」
「王女様になるダメにまどか様を教育も抜かりなく、徹底的にしてきましたので王の退位の希望とまどか様の覚悟を擦り合わせてやっていかなければ色々と準備をすることが可能です。」
「私の退位の希望することで妻の所へ行けるのか?」
「はぁ。行けますよ。きっちり伝承はきっちりしてから暮らしに行ってくださいね。」
「莉はめっちゃわかってるぅ。」
「聖良。王位継承後までの書類を。」
莉の後ろに黒子が分厚い書類を持っていたのを莉に渡し中身を確認をしてから、王様に渡しました。
「こちらが王様が必要だと思い色々と書類を揃えてあります。ゆっくりとお決め下さい。」
莉の書類を王様に渡し、中身を確認をした。
「ふむふむ。ゆっくりと決めて莉に言ってもいいか?」
「構いませんよ。ちゃんとした王位継承とその後をしっかりやらせていただきます。」
「ありがとう。しっかり見極め、お礼をギッチリ払おうではないか。お礼は何がいいかのう?」
「簡単に受け取って良いものでしょうか?」
「莉。お前さんは1番の苦労者だ。お前さんが欲しいものを言うがいい。」
「そうですね。スラム街育ちで苦労だけでなく騎士団団長になっても今まで苦労して国を立て直したんだ。王様のお礼を受け取りなさい。」
「2人の先輩が言うのも正しいし、私が王位継承後の事まで考えてるんだ。お礼をするのは当たり前じゃないか。お礼は何か欲しい。」
「そ、そうですね。今まで必死にしてきたので今は思いつきません。少し考えさせて頂きたいです。」
「俺らから、プレゼントさせて貰えぬか?」
「先輩からですか?」
「ああ。そういえば20歳くらいにタバコのライダーと灰皿を使っていたよな。」
「えっ?ええ。知ってたんですか?6年は使ってますけど、しかし何から何まで貰うのは申し訳ないです。」
「騎士団団長に就任して今まで苦労してきた。だから王様と俺らからお礼、プレゼントを受け取ると良い。」
「は、はぁ。急に言われても決められません。少し考えさせてください。」
「決まったら教えてな。」
「はっ。」
「私が王位継承後の暮らしも考えてるのか?」
「プランを考えてます。王様の王位継承後に最愛の奥様とどうしたいのか教えて頂けますか?プランの中に織り込んで王様に提示出来ればと考えております。王様。奥様とどうしたいでしょうか?」
「妻とグレイ国を旅行したいし、もしくはグレイ国での暮らしすのもいいが、1度は妻と話して決めたいものだな。莉。愛梨とゆっくりと話したいと思うんだよなぁ。」
「退位する日までまだ決まってないので業務の休憩間や夜にでも奥様とのお茶をする時間をお作りしましょうか?」
急に王は莉の奥様の話をされた途端に目をきらめき始めたと思えば悩み始めた。
「愛梨に会えるんだが、若い頃は前王のせいで愛梨と隔離されてたんだよな。」
「夜な夜なこっそり会いに行かれてましたよね。前王の命令で戻す事が出来なかったのは仕方がないですよね。」
「ああ。一緒にくらすことも業務をする事も出来なかったしな。今後は2人でゆっくりと話し合って決めていきたいなぁ。」
「その・・・なんと言いますが奥様と話すお時間、日くらいありましょうし、王の執務はまどか様と悠斗様に任せても大丈夫です。」
「ほう。まどかと悠斗のサポートをするのか?」
「もちろんです。サポートをやりますので任せてください。希望があればなんなりと申し下さい。希望にそったプランを立ててやります。」
「本当か?早めに話したいと思うができるか?」
「早めにですね〜。今夜くらいにでも王女様と話ができるようにしますね。まどか様と一之に知られずにコソッとやらないと行けないからな。」
「そうだな。まどか様と一之に知らせずに行き来は無理だろう。黒子を利用するのか?」
「終わったら速攻で行きます。おーい。すみませーん。これを王女様にこちらを渡してくれる?」
莉は紙に何か書いて黒子に渡してました。
「わかりました。女王様にお届けしますね。」
「なんか嬉しそうだな。」
「女王様にお会いできるから、嬉しさと緊張するんですけど。」
「そうかい。くれぐれも女王様にも失礼の無いようにお話を楽しみなさい。」
「はい。手紙をギッチリ渡してきます。」
「なくすなよ。 落とすなよ。」
「はい。行ってきます。」
黒子はスっと消え、莉は大きなため息を着きました。
「かなり元気でやる気のあるやつだな。」
「あいつは新婚したばっかりだったせいかやる気増してるかな。」
「それでが。どんなやつと結婚したんだ?」
「同じ黒子達ですよ。結婚して国の宝が増えてもいいんじゃないか?」
「そりゃいい事だな。」
「ねえ。莉?何がいいことじゃないかなの?」
「ああ。まどか、騎士団の仲間同士で結婚してるんだ。国の宝が増えていいことじゃないかってことだ。」
「国の宝?」
「子供だよ。子供は国の宝になるのさ。まどか、お菓子はできたのですか?」
「できたよ。みなさんで食べてもらいたいので沢山焼きすぎました。」
「そうですね。2つ包んで貰えますか?」
「包むんですか?」
「はい。その1つは多めにお願いします。」
「わかりました。1つお聞きしてもいいですか?」
「なんでしょうか?」
「2つ包むんですか?その1つは多めに包まなきゃいけないんでしょうか?」
「急に女王様に個人でお会いにならないと行けなくなってしまった。多めの包みは女王様へお届けする。1つは俺が1人でゆっくりと食べたいんだ。」
「お母様の所に行かれるんですか?莉にも多めに包ますね。」
「ありがとう。一之は、お茶会を楽しんでな。」
「受け取ったら行くの?」
「はい。新たな仕事が出来て、ぎゅうぎゅう詰めなってしまったんだ。すまない。」
「新たな仕事?私にもいつか教えてくれる?」
「もちろんだ。それまでは秘密だ。」
「はい。2つ分です。お母様にもよろしくお伝えくださいね。」
「ありがとう。ギッチリお伝えいだします。失礼いだします。」
「仕事、頑張れよ。」
「はい。」
莉は王様と女王様の会って話し王位継承とパレードを行い前王様と前女王の暮らしもサポートをし、莉と一之はまどかと悠斗様が王位に即位をした後もサポートをしながら子育てをして暮らしていった。
「騎士団の仕事と子育てでも大変なのに手伝いしてくれてありがとう莉。」
「なんのこれしき。昔からの付き合いだしね。」
「そうね。グレイ国の家も手入れしてあって6人部屋のままなんですって。」
「ほぅ。老後は6人で暮らしてもいいな。」
「兄様に話してたけど、老後は6人で暮らす事になるよ。兄様の奥様も莉の食事も褒めていたし、老後は6人で暮らす事を希望しておったよ。莉の食事は美味しいから胃を掴まれた感じたし、仕事は王室の業務と騎士団や団長の業務はピカイチ過ぎで、惚れてしまったよ。」
「本当ですか?最高のお褒めのお言葉ですね。」
「尭兄様と悠斗様の言うことは間違えでは無いよ。私と初めて会って作ってくれた食事も美味しかったし、莉は私を守るためにスラム街の人達と一緒に悪人を捕まえて私を安全なところまで導いてくれたよね。小さい時に感じたのはこの人将来はすごい人になるんじゃないかと思ったわ。今じゃ国を建て直して良い国をして継続している。ヤイル王国の英雄になってるじゃない。」
「へぇ。まどかの見た目と直感で見つけたのか。すごいな。」
「初めて会った時の直感は今でも怖くて仕方がないわ。前騎士団団長と前副団長が今の騎士団団長になる最高の原石だと直感で感じたらしく莉と一之を入隊するように進めたんだよね。」
「正式には時期騎士団団長と副団長になって国と明るい国にしていってくれぬかと問われた。」
「なんて答えたの?」
「時期王女になるまどか様と国民と共に歩むダメに騎士団団長を引き受けます。と受け入れた。」
「じゃ、じゃあ私のために騎士団団長の責務や私王室の事も全て学び、経験を積んだの?」
「そうね。まどか様に会って色々と教えながらも俺は俺で色々とやっていたからね。」
「大変なのに気づかなくてごめんね。」
「気にする必要ないですよ。当時のまどかは俺と一之の事が気になって気になって仕方がなかったでしょう?」
「ええ。気になって仕方がなかったわ。」
「しかし、俺が悪い人だったら、どうするつもりだったんだ?」
「そうね。その時は諦めて売られていたかもしれないわ。」
「そうかい。新しい団長と副団長に育成してるよ。」
「いくつの子?」
「17歳の子だ。」
「10代の子に次期団長と副団長にするダメに教育してるの?」
「1人つずと入ってない複数であり候補生だ。優秀な子が多いから、育ているんだ。正しい事を教えるのも大人の務めだしな。」
「そうね。務めが終わったら、6人であの家で暮らしましょう。」
「もちろんです。」
数十年後・・・莉と一之は、次期騎士団団長と副団長を引き継かせ、まどかと悠斗様は王位継承終わらせグレイ国の尭様と奥様も王位継承終わらせ6人でグレイ国の若い時に暮らしていた家で静かに暮らしましたとさ。
《END》
茶色大きい鞄から、30数年分の書類を出して王様に差し出し王様は受け取り王様も黒柳前団長で確認をしてました。
「莉。これは全て・・・事実なのか?」
「はい。全てある場所に丁重に保管してありました。」
「保管してあった?」
「はい。騎士団団長の執務室の暖炉の所に地下室がありまして、その部屋に金庫かあり、その中に保管されてました。」
「隠し部屋なぞ知らぬぞ。どうやって見つけた?」
「黒柳前団長が団長の時に暖炉で真新しいレンガの1部がありました。俺が団長になってすぐに調べ、職務室兼寮に自分の家の執務室の金庫に移動をし、執務室の書類は現在使われている兵士たちの寮兼執務室に厳重に保管されております。」「なぜ移動させたのだ?」
「黒柳前団長に変わった時に山下前々団長に会ったんですが、その時に様子がおかしかったので偵察してみましたら、隠し部屋もろども執務室と寮を早めに破壊しないと行けないとと言う趣旨だったので黒柳前団長にご相談できる状態じゃなかったんですよ。」
「なぜ言わなかった?」
「山下前々団長もまた目をつけられておりましてとお互いを監視をしながら、仕事してるんですよね。報告しようとしても山下前々団長が窓から、監視をしてたので言えなかったのと確証の物もないので、山下前々団長の偵察をしながら書類と隠し部屋を見つけないと行けなかったんです。」
「ほぅ。って、移動した当時に山下前々団長が執務室兼寮を爆破されたのか?」
「はい。隠し部屋は爆破出来ぬようにこっそり補強してるので壊されずにありますし、しっかり隠してるので山下前々団長は隠し部屋が無くなったと思ってます。爆破でこの書類や、今まで代々騎士団団長やってきた書類が劣化や、隠滅、燃えて消えてしまうのは困るので移動しました。」
「代々騎士団団長が守ってきた書類や飾ってる物全て移動してくれてたのか?」
「してあります。代々騎士団団長が守って来た書類と飾ってた品々は守っれたんですが、建物が守れなかったのは残念ですし、そこで執務出来なかったのは仕方が無かったと考えざるえません。」
「いや、いい。騎士団団長の執務室兼寮自体が老朽化しており、立て直しの案が俺の代でも出ていた。莉が運良く爆破の事を感知し、全てを移動してくれたおかげでさら地から、隠し部屋も含め立て直しをすればいいんじゃないか?」
「簡単な事を言いますが、兵舎から騎士団団長の執務室めっちゃ距離あるんですよ。」
「そうなのか?どうなんだ、黒柳前団長。」
「確かに騎士団団長用の執務室兼寮はサンガン地区、城の横にあり兵舎は、王都よりかなり離れたスラム街にあります。俺が騎士団に入った頃には着々と進んでましたし、言える立場ではなかったです。」
「なぜ、そのように作り学校が無くなるのと同時に作ったんだ。知らぬものはおらぬのか?」
「王様、お怒りは分かります。ですが、そこは俺が調べてきております。報告致しますのでお怒りをお鎮めください。」
「莉はどこまで知ってる?」
「山下前々団長の事を調べてうちに罪が出るわ出るわで余罪が裁判後にも出てくるので本当に裁判前後にも出るので困りましたが、ひとつの答えが来ました。」
「教えてくれ 。騎士団の兵舎と団長の執務室兼寮は拠点はどこだったんだ?なぜ、サンガン地区とスラム地区に騎士団の執務室兼寮が2つある訳を言えるのか?」
「はい。兵舎は元々、スラム地区だったんです。団長用の執務室兼寮がサンガン地区に作ったのは山下前々団長が団長に着く前に作っでスラム地区の兵舎の横にある執務室兼寮を取り壊されました。なぜ、サンガン地区に強く作ろうとこだわるのかも聞いてきました。」
「サンガン地区に強いこだわり?」
「サンガン地区は王都の前のにぎわいと色んな女性、沢山の方とイチャラブだけではなく、みだらなことして沢山の女性を泣かせ苦ませていたとこちらの書面にも記載してあり、俺が山下前々団長が日時を確認してますが、歳も関係なしに同じことをしておりました。」
「歳をとっていてもが?」
「はい。捕まる前日までやっでました。」
「莉は注意をしなかったのか?」
「再三、しましたが聞き受けれないので牢に入れたんですが、何度も脱獄を繰り返すので、酷いいたちごっこで手を焼いて困っていました。」
「1人で山下前々団長の悪いことを抑えながら証拠を集めてくれていたんだな。苦労していたんだな。」
「団長の業務をしながらなので苦労しました。しかし国民のだめに戦えるならこの苦労は挑まずにやることが出来ます。」
「国民のダメにかぁ。悪い事したことないな。する気はあるのか?」
「するとしたら、まどか姫様を街でで歩くのに町娘のように着せ替えをさて歩くのを楽しんでる程度ですよ。」
「娘を着せ替え人形のようにして、街に出歩いてるのか?本当にけしからん。」
「ちょっと待ってお父様。私の話を聞いて欲しい。」
「まどか、黙りなさい。」
「お父様、私の考えで洋服を提供してもらってるの。だから、聞いて欲しいって言ってるの。」
「いい加減しなさい。莉の着せ替えにしかないまどかは2度莉に会わせられない。」
剣を強く地面を着く音がした。
音のした方を見ると黒柳前団長が大剣を立てて顔が鬼のような顔で王様を睨んでいました。
「王様よ。まどか姫の話を聞かずに黙らせるとは本当に親か?」
「何が言いたい黒柳。」
「まどか姫は街の偵察するのにドレスのまますると言うのはかなり深いところまで見る事ができぬ。町娘の姿で街を偵察する事に意味があるんだ。まどか姫はドレスしか無く、莉は着せ替える服を用意してまどか姫と選んで着て町娘の姿で街を偵察しなければ見えないものがある。まして、まどか姫はドレスだけで国を偵察させる気か?ドレスだけじゃ裏まで見れぬどころが悪まで見抜けず国を悪くなるだけだ。」
「ぐっ・・・。」
「まどか姫は女の子だ。沢山のオシャレをして楽しませるのはいいが国の善悪の判断させるべきだ。」
「王様。まどか姫は時期時期女王様になられるお方だ。王様と女王様と騎士団達が協力をしなければ、いい国なりませんし、仲間の誰が悪いことをすれば仲間が悪いことをしたやつに正す。次期王様やまどか姫だけではなく、俺や一之も正しい人間でいられる訳ではない。間違いを起こし、なにかしてしまうこともありましょう。誰が気づき、正しい事をしてくれるのも喧嘩しても正しい道だったと話せる国民と王の信頼が必要なのです。」
「お父様、私達の後に継ぐ方々にもいい国にだなと安全、安心できる国にするにも私達も国民と同じ服装で偵察しなきゃ意味が無いのです。莉が着せ替え人形のように服を用意してくれるおかげで国の隅々まで偵察できなかったでしょうし。ドレスだけではなく、色んな服着れて楽しんでは行けないんですか?」
「幼い時にいい国に安全、安心そして笑え合える中になろうっと盟友の中です。」
「どこで立派な女王様になったんだ。」
「まどか姫が拉致をされたところから、全て始まってますよ。」
「えっ。どういうことだ?」
「国の行政が悪い時にまどか姫は城から、拉致をされ、保護されるまでどうしていたか知ってますか?」
「それは・・・自分の事でいっぱいっぱいで。」
「まどか姫の事をちゃんと見ていなかったと言うことですか?学問もしっかりしろで、城外に出ること禁止してたんですか?」
「な、なぜそこまで知ってる? 」
「幼い頃から身につけたスキルを甘く見ないでください。」
「まさかあれの元があるのか?」
「ありますよ。生きるダメに幼い頃に手に入れたものですよ。」
「まどか、一之。幸満からインクとお茶、茶菓子を持ってきてくれぬか?」
「?それは幸満に頼めばいいのでは?」
「まどか姫は最近はお菓子作りで沢山、作れるようになったでしょう。何か作って欲しいんだ。俺がいなくても大丈夫か?」
「お菓子作りはなんでもいいのですか?」
「ええ。なんでもいいよ。一之。インクもお願いしたいが、一緒にまどか姫のそばににいてくれぬか?何があると心配だからさ。」
「いやいや、莉がそばでいてやらればいいじゃねぇか?」
「俺がいなくても料理やお菓子作りもできる国民の気持ちに寄り添える1人の女王様、王様に成長できるようになってもらいたい。だからこそ、一之。まどか姫のお菓子作りを見届けて欲しい。ダメか?」
「・・・。いいだろう。任せとけよ。盟友までやった幼なじみだ。やってやるよ。」
「頼むよ。まどか姫。1人でお菓子作りをするんだよね。美味しいお菓子作りを楽しみにしてます。」
「私1人で作るの?」
「そうですよ。チャレンジをしたいって言うのはウソになるのか?」
「ウソじゃないもん。新たなチャレンジをするし。街の住人の寄り添える人になるんだから。作ってくるから待っていてよね。」
「上手に出来たら、褒めてあげるからな。」
「本当に?本当なら私、頑張っちゃうんだから。」
「本当だ。出来たら何したい?」
「数日、私と買い物やお茶をしたり料理したり洋服を着せ替えあったりしたい。」
「良いでしょう。約束いたしましょう。」
「本当に約束ですよ。一之、行きましょう。」
「ああ。急がなくでも莉達は消えたりしねえよ。」
「だって莉が数日、私と付き合ってくれるんだもん。それに色々と教えてくれるし、莉が騎士団団長で忙しいのに私が良い姫になる様に先生になって教えてくれるなんで苦労かけてるから、少しでも仕事の事から、離れて欲しいのよ。」
「そうだな。仕事をしてきたから、休みの1日は買い物と酒場で酒飲んで終わりなんだ。楽しい休日を過ごした事がないな。」
「あのなぁ。騎士団団長たるものきちんとしなければ行けないんだよ。オフで俺がはめ外すと俺のクレームや品格が落ちると言われるし。」
「騎士団の中で言われた事がありましたっけ?」
「騎士団の中でも未だに言われてるよ。女だらしの団長って言うのが有名だよ。ねぇ黒柳前団長様ァ?」
黒柳前団長が顔をそっぽ向いてみんなは何が察しました。
「そう理由で団長として気をはらざる得なくなりました。」
「街の人達は莉の事を怪しい目というか、心配する目でしたね。」
「それで普段の生活が騎士団団長の振る舞いで気が休まんわ。」
「黒柳前団長が女だらしの名が受けずいてしまったのは知ってますか?」
「ああ。知ってるがなぜそうなったのか知らないわ。」
「山下前々団長が団長に就任してすぐにサンガン地区と王都の前のにぎわいと色んな女性、沢山の方とイチャラブだけではなく、みだらなことして沢山の女性を泣かせ苦ませていた時にその際に騎士団団長イコ-ル女だらしの名がついて、黒柳前々団長と俺に団長と女だらしの名が受けずいてしまった。」
「そうなの?受けずくなんで。」
「黒柳前団長の娘さんはご存知ですか?」
「確か4人いますよね。綺麗な娘さん方ですよね。」
「奥さんも美しい方だよな。それでなんだ?」
「長女と3女は奥様の実子で次女と4女はスラム街で親無し子で引き取って育てた子ですよ。」
「なに?そうなんですか?」
「どこまで知ってるんだ?」
「全て知ってます。黒柳前々団長が団長になってすぐにスラム街をいい地区に変えたうえに俺と一之を騎士団団長と副団長に導いたのが払拭して、俺が元の国しただけではなく、いい国したから払拭が出来たのが少しずつ人気になってきたんだ。」
「俺ら苦労してきたな。」
「ええ。先輩方々が時期団長だったら、耐えられないと嘆いてましたよ。」
「だろうな。俺らは変な耐久性持っていて助かったな。」
「変な耐久性をつけたのは黒柳前団長でしょう。」
「お、俺?もうさぁ、前団長と言うのやめないか?昔のように話そうぜ。」
「黒柳先輩の方がいいんですか?」
「懐かしいな。先輩って。昔のように仲良くしようぜ。」
「はぁ。」
「莉。大丈夫?顔色悪いよ。」
「顔色悪いのは仕方がないよ。それに先輩、酒豪なのは良いんですが、酒と仕事のことですごくお世話になったのですが、酒で色々としてくれたので色んなお酒が飲めるようになり強くなったんですけど、黒柳先輩が酔いつぶれた後の処理する人の身になって欲しいものですね。」
「えっ?どういうことですか?」
「本人は心当たり多いアリみたいですが、酔いつぶれた後の事を言っていいですか?先輩。」
「あ、ああ。どうぞ。あまり言って欲しくないやつなんだけどな。」
「莉。黒柳前団長の酔いつぶれた後はどんなようになるんだ?」
「笑い上戸なら可愛いんですが、酔い始めるとがんがん飲んで飲んだ後はトイレで戻して、そのまま酔い潰れて寝ちゃうんです。」
「それはそれで大変だな。」
「それならまだ俺が先輩の家に連れて行き、支払いなんて俺がお店に支払った後に奥様が謝られながら先輩が飲んだ酒代頂く始末。どんだけ先輩の酒に付き合わされることやら。」
「それでか。翌朝に嫁と娘にこっぴどく怒られて、酒代とかでお金を引かれてたんだな。」
「俺も怒ったのにも関わらず忘れるなんで酷いにもいいどころですよ。」
「えっと覚えてないなぁ。」
「山中副団長にもゴッテリ絞られてたのにも関わらず忘れるなんて。」
「俺の怒った後に忠告も忘れるなんで。」
「山中先輩。お久しぶりです。」
山中前副団長が入ってきた時に黒柳前団長は莉と中山前副団長の2人の鬼のような顔を見て思い出した。
「今頃思い出したのか?遅くないか?」
「えっ。え〜と。すみません。聞き流してました。」
「山中先輩。聞きました?」
「ああ。どうしようもなく困った方だな。莉。黒柳は飲酒は今もしてるのか?」
「今もしてます。昔よりは大人しくなったとは言ってますが、スイッチが入ったら周りをやってるみたいですよ。禁酒して欲しいと街の人達や、騎士団の人達も言ってます。」
「ほう。その要望はどれくらい来てるかわかるか?」
「酒場と騎士団は全て、街の住人は4割程度は来てます。みんないい顔しておりません。」
「黒柳、山中、莉。ずっと飲酒してきたやつはいきなりは禁酒は無理だ。ここで提案だ。なにも難しいことではない。酒の量を減らして、飲酒をしない日を週2日をすること。周りの迷惑を減らさなきゃ元騎士団団長の汚点が2人目になるだろう。」
「黒柳先輩がしてくださるなら、異議ありません。」
「以外に決断が早いな。莉は。」
「王の提案や決断は正しいので、反発しないだけです。」
「ほぅ。王の威厳を守るのか?」
「いえ、王の威厳を守ると言うより、王や、騎士団は正しい事の道しるべにならないと考え、正しい事とはと自分自身に問いかけております。」
「ほぅ〜。正義とはなんだ?正しい事はなんだと言うことを自分に問いただしてるんだな。莉だけではなく、騎士団全員で。」
「はい。騎士団全員や国民のみんなできちんといい事と悪い事を言い合えるようになりました。」
「莉が休みなしで努力しながら国のダメに戦い国民と騎士団の気持ち経済を寄り添えてきたからこそ、国民と騎士団のみんなからの信頼と実績が今に繋がったんだろう。」
「厳しい山中副団長と優しい黒柳前団長の2人か莉の事を認めてくれてたんですね。」
「初めて認めざる得なかった事件があったんだ。」
「初めての事件?」
「はい。俺らが団長、副団長になり莉が入団した時に内乱が起きるくらいのデモが起きてしまったんだ。」
「あ〜。莉がただ一言を言ったら大人しくなったんだよ。『皆さん聞いてください。黒柳団長と山中副団長を最前線で指示を出しながら、昔のように幸せだった頃以上の暮らしの幸せを目標とし、昔の暮らし以上のいい暮らしにするダメに皆さんの力が必要です。どうか俺ら騎士団のみんなと国民の皆さんの力が必要です。苦痛をの暮らしをしてきたスラム街出身で新人の俺はこの国のいい国だった頃の時代以上の幸せを皆さんと作りたいんです。皆さんの力貸してください。この通りお願いします。』と頭を深々と下げながらお願いしたんだ。莉の意思に打たれ見守るどころが国民と騎士団で今以上の国になった。莉がこのデモをなくし、信頼へ変えた英雄だ。」
「そうだな。莉の発言したさいに街の住人は20年以内に暮らしやすくしなければ王へ襲撃すると宣言されたがよりいい暮らしになった。」
「ああ。莉があの発言しなければ内乱が起きていた。莉。入団して10年目だな。10年間ご苦労さま。国民の皆さんが莉にプレゼントで家に送られてるぞ。」
「っえ?10年前の約束では昔のように暮らしを戻せる、守る約束をする代わりに反発をしないで欲しいと話し合っていたんだが、プレゼントしてもらうような事してないんですけど。」
「いやいや、10年間の約束と国を建て直したヤイル王国の大英雄として崇めてるぞ。3人でなりたての時から、頑張っていたが莉が1番やっていた。」
「ああ。書類に街に出ては色々として苦労してきた。俺らも休みとりながらやっていたが莉は休みは取りながら俺らの倍の仕事をやっていたよな。」
「お休みの日も溜まってた書類を捌いてましたよ。」
「えっ?休みを返上してやっていたのか?」
「山下前々団長が新人の俺に必要な書類を休みの前夜まで隠して朝に持ってくるし、見回りや立て直しでも妨害してくるので休みがなくて苦労しました。何回か騎士団を退団しようと辞表まで持ち歩いてました。」
「そんなに追い詰めていたのか?」
「黒柳先輩と中山先輩のいない所でやられてましたし、誰も言えなかったのと相談できませんでした。」
「今まで気づかず、辛い思いさせてすまなかった。」
「辛い思いしたのは俺だけではないんです。」
「莉だけではない?どういうことですか?」
「俺と数人に同じことされて苦しめられてました。俺が入る前に同じことされてた人達は辞めていき、入った時にみんなで1つの目標を掲げて耐えてきました。」
「目標?どんな目標だ?」
「『山下前々団長に最大の鉄槌を下す。』この目標を掲げて、この退団の紙と腕の傷が証です。」
右腕と懐から退団届けを出しました。
「この腕の傷は山下前々団長につけられた、いや火傷の跡になってしまった。」
「この火傷の跡は一生に残るものになってしまったんだな。今は痛くないか?」
「今は大丈夫です。この火傷は山下前々団長に無理やり特別騎士団マークをつけられてました。」
「無理やりつけられたのか?しかし、みんなで復讐で山下前々団長を極刑にした。闇に落とそうとしたんだ罪になるんだぞ。」
「承知しております。ただ、山下前々団長の行った罪を王や黒柳先輩と山中先輩方は知らない事を知ってもらいたかっただけなんですよ。」
「この火傷の跡は一生残るものになってしまったんだな。復讐をするなら、道端で無惨な姿でも良かったんじゃないか?」
「それだと俺ら手を汚れますよ。今まで起こした罪に正しい裁判で落ちてもらおうと考えたんです 。俺らは黒柳先輩と山中先輩みたいに人の痛み苦しみを理解をし、国民にいい見本できるかを話して来ました。」
「莉自身は自己満足としてやってるのか?」
「国民や騎士団の苦しみを我慢して、俺が楽に楽しんでるのは山下前々団長と同じになる。俺も国民の皆さん騎士団のみんなで苦しみや悲しみや喜びを分かち合うのは自己満足なのでしょうか?」
「自己満足と言うより、自己犠牲になってしまうのね。」
「俺が決めた事だから気にするな。さあ、お菓子やお茶をお願い。」
「分かったわ。行ってくるわね。」
「一之。まどかをしっかり守り抜けよ。」
「言われなくともやってやるよ。」
「頼もしいな。しっかりと行ってらしゃい。」
「お父様、莉。行ってきますね。」
一之とまどかは厨房に向かうのを確認をし、山中先輩が口を開いた。
「黒騎士団・・・通称『黒子』と呼んでいたな。サポートする特別組で間違いないな?」
「はい。間違いありません。」
「黒子は何人いるんだ?本当の事をおしえてくれ。」
「黒子は28~38人はいます。」
「28~38人はいるのか?」
「いますよ。町黒子もいますよ。」
「ま、待て、町黒子は騎士黒子達の他にもいるのか?」
「町黒子は騎士団を強制退団されて町騎士団や町黒子になって仲間達の付き合い方が良くなって明るくなって、腕も上がってるのも事実です。」
「ああ〜。そういやぁ、騎士団で退団した彼らもかなり腕の良い奴がいたが暗い顔してるやつが数日後に明るくなりさらに腕が上がり、仲間と打ち解けてたのは莉の仕込んだことか?」
「ご名答。俺が色々と仕込んでるのは人と人の繋がり、いいの国へして行こうと国民もその話をしたら人と人の繋がりで防犯になったり孤立が防げて、新たな商品開発をするのにも集まって話し合ってるみたいです。」
「ほう。町黒子も騎士黒子は黒子になったらうまくいくように仕組んだのか?」
「俺が辛い事や苦痛は己自身が乗り越えただけ。騎士団の彼らも同じ立場でも同じでしょうね。 」
「莉は騎士団や元騎士団に色々とチャンスと新たな仕事を与えたんだろう?」
「はい。個性を活かせるような事を考えた答えが黒子という、隠し職種で掛け持ちをやってもらうことで納得と最高の仕事だと見つけいい仕事しようと努力としているので俺の最大のサポートをする事でみんながいきいきと働いている。」
「確かに莉に団長になってから一気に活気づき元騎士団の彼らもかつてのやる気に満ちていて、環境変化にすごくびっくりしておる。なぜ、黒子を立ち上げたのが起源はなんなのか教えてくれないか?」
「起源ですか?ある疑問と言いますか、まどか様を初めて守ったのと同時の挫折を感じたのが始まりですかね。」
「ある疑問、挫折とは?」
「黒柳先輩と山中先輩のテストで少しでも2人に当てると言う体力テストで勝ったのは覚えておりますか?」
「ああ。懐かしいなぁ。新人のくせにすげぇと思った印象だな。」
「スラム街育ちでしかできないことだったんだろうが、なぜ疑問、挫折を味わう?」
「ギリギリで当てられた人もいたはずなのに完璧に当てられたのは当時は俺だけでした。それを嫌がる奴らが多く、たまたま当てられたくらいでいい気になるなといじめられスラム街育ちで実力をつけてきた俺は何もしていけないのかと疑問、挫折を味わい、力も実力もある奴らは何も出来ぬままなのかと遠くから先輩や後輩を見ていて団長になったら、これを作って騎士団と街の団結力を見せつけてやりたいと考えてました。」
「いじめに気づかずにすまない。」
「いじめから、黒子を作ろうと考えたか?」
「はい。いじめはスラム街よりマシと考え見極められたんですよ。スラム街なんで地獄だったんすよ。」
「って?黒子と騎士団と街をどうするかは時期団長と副団長に引き継ぎすんんだ?」
「引退するまでに見極め、育てる所です。」
「もう始めてるのか?」
「始めております。騎士団団長と副団長を育てるなら、引き継ぎだけでは迷られでも国民と騎士団の彼らと王や騎士団団長と副団長が路頭に迷う事をしないようにいくつかの実務や、どのような騎士団団長と副団長になりたいのか導きたいのがゆっくり決めていこうと必死ですよ。」
「って時期団長と副団長は見つかったか?」
「黒柳先輩、気が早いっすよ。目星を何人か見つつけてますよ。今は新人も含めて育てなきゃいけませんし。」
「時期団長、副団長に新人も含まれておるのか?」
「入ってますよ。先輩方はすごいですが、後輩から新人も成長をするダメにも考えなくではいけませんし。」
「黒柳よりも効率出来ですね。」
「一之は、黒柳先輩に似てませんか?」
「確かにな。俺と莉は、苦労しっぱなしだな。苦労しっぱなしのせいで白髪になってしまったな。莉の銀髪が白髪になってしまったな。」
「そうですね。銀色の髪に戻したいですね。」
「ロングの銀髪も似合いそうですね。伸ばしてみませんか?」
「俺を遊んでいるんですか?王様。」
「ワハハハハハハハ。面白い事を言うのですね。愛妻家の私だと知ってで上手い具合に言ったな。」
「『仕事放り出しで愛する妻の所に行きたい。』と俺が必要な書類を持っていった際に嘆いてましたよ。」
「俺らも聞いてたので知ってます。っで、莉は王位継承と王様の今後の事を考えてるのか?」
「王女様になるダメにまどか様を教育も抜かりなく、徹底的にしてきましたので王の退位の希望とまどか様の覚悟を擦り合わせてやっていかなければ色々と準備をすることが可能です。」
「私の退位の希望することで妻の所へ行けるのか?」
「はぁ。行けますよ。きっちり伝承はきっちりしてから暮らしに行ってくださいね。」
「莉はめっちゃわかってるぅ。」
「聖良。王位継承後までの書類を。」
莉の後ろに黒子が分厚い書類を持っていたのを莉に渡し中身を確認をしてから、王様に渡しました。
「こちらが王様が必要だと思い色々と書類を揃えてあります。ゆっくりとお決め下さい。」
莉の書類を王様に渡し、中身を確認をした。
「ふむふむ。ゆっくりと決めて莉に言ってもいいか?」
「構いませんよ。ちゃんとした王位継承とその後をしっかりやらせていただきます。」
「ありがとう。しっかり見極め、お礼をギッチリ払おうではないか。お礼は何がいいかのう?」
「簡単に受け取って良いものでしょうか?」
「莉。お前さんは1番の苦労者だ。お前さんが欲しいものを言うがいい。」
「そうですね。スラム街育ちで苦労だけでなく騎士団団長になっても今まで苦労して国を立て直したんだ。王様のお礼を受け取りなさい。」
「2人の先輩が言うのも正しいし、私が王位継承後の事まで考えてるんだ。お礼をするのは当たり前じゃないか。お礼は何か欲しい。」
「そ、そうですね。今まで必死にしてきたので今は思いつきません。少し考えさせて頂きたいです。」
「俺らから、プレゼントさせて貰えぬか?」
「先輩からですか?」
「ああ。そういえば20歳くらいにタバコのライダーと灰皿を使っていたよな。」
「えっ?ええ。知ってたんですか?6年は使ってますけど、しかし何から何まで貰うのは申し訳ないです。」
「騎士団団長に就任して今まで苦労してきた。だから王様と俺らからお礼、プレゼントを受け取ると良い。」
「は、はぁ。急に言われても決められません。少し考えさせてください。」
「決まったら教えてな。」
「はっ。」
「私が王位継承後の暮らしも考えてるのか?」
「プランを考えてます。王様の王位継承後に最愛の奥様とどうしたいのか教えて頂けますか?プランの中に織り込んで王様に提示出来ればと考えております。王様。奥様とどうしたいでしょうか?」
「妻とグレイ国を旅行したいし、もしくはグレイ国での暮らしすのもいいが、1度は妻と話して決めたいものだな。莉。愛梨とゆっくりと話したいと思うんだよなぁ。」
「退位する日までまだ決まってないので業務の休憩間や夜にでも奥様とのお茶をする時間をお作りしましょうか?」
急に王は莉の奥様の話をされた途端に目をきらめき始めたと思えば悩み始めた。
「愛梨に会えるんだが、若い頃は前王のせいで愛梨と隔離されてたんだよな。」
「夜な夜なこっそり会いに行かれてましたよね。前王の命令で戻す事が出来なかったのは仕方がないですよね。」
「ああ。一緒にくらすことも業務をする事も出来なかったしな。今後は2人でゆっくりと話し合って決めていきたいなぁ。」
「その・・・なんと言いますが奥様と話すお時間、日くらいありましょうし、王の執務はまどか様と悠斗様に任せても大丈夫です。」
「ほう。まどかと悠斗のサポートをするのか?」
「もちろんです。サポートをやりますので任せてください。希望があればなんなりと申し下さい。希望にそったプランを立ててやります。」
「本当か?早めに話したいと思うができるか?」
「早めにですね〜。今夜くらいにでも王女様と話ができるようにしますね。まどか様と一之に知られずにコソッとやらないと行けないからな。」
「そうだな。まどか様と一之に知らせずに行き来は無理だろう。黒子を利用するのか?」
「終わったら速攻で行きます。おーい。すみませーん。これを王女様にこちらを渡してくれる?」
莉は紙に何か書いて黒子に渡してました。
「わかりました。女王様にお届けしますね。」
「なんか嬉しそうだな。」
「女王様にお会いできるから、嬉しさと緊張するんですけど。」
「そうかい。くれぐれも女王様にも失礼の無いようにお話を楽しみなさい。」
「はい。手紙をギッチリ渡してきます。」
「なくすなよ。 落とすなよ。」
「はい。行ってきます。」
黒子はスっと消え、莉は大きなため息を着きました。
「かなり元気でやる気のあるやつだな。」
「あいつは新婚したばっかりだったせいかやる気増してるかな。」
「それでが。どんなやつと結婚したんだ?」
「同じ黒子達ですよ。結婚して国の宝が増えてもいいんじゃないか?」
「そりゃいい事だな。」
「ねえ。莉?何がいいことじゃないかなの?」
「ああ。まどか、騎士団の仲間同士で結婚してるんだ。国の宝が増えていいことじゃないかってことだ。」
「国の宝?」
「子供だよ。子供は国の宝になるのさ。まどか、お菓子はできたのですか?」
「できたよ。みなさんで食べてもらいたいので沢山焼きすぎました。」
「そうですね。2つ包んで貰えますか?」
「包むんですか?」
「はい。その1つは多めにお願いします。」
「わかりました。1つお聞きしてもいいですか?」
「なんでしょうか?」
「2つ包むんですか?その1つは多めに包まなきゃいけないんでしょうか?」
「急に女王様に個人でお会いにならないと行けなくなってしまった。多めの包みは女王様へお届けする。1つは俺が1人でゆっくりと食べたいんだ。」
「お母様の所に行かれるんですか?莉にも多めに包ますね。」
「ありがとう。一之は、お茶会を楽しんでな。」
「受け取ったら行くの?」
「はい。新たな仕事が出来て、ぎゅうぎゅう詰めなってしまったんだ。すまない。」
「新たな仕事?私にもいつか教えてくれる?」
「もちろんだ。それまでは秘密だ。」
「はい。2つ分です。お母様にもよろしくお伝えくださいね。」
「ありがとう。ギッチリお伝えいだします。失礼いだします。」
「仕事、頑張れよ。」
「はい。」
莉は王様と女王様の会って話し王位継承とパレードを行い前王様と前女王の暮らしもサポートをし、莉と一之はまどかと悠斗様が王位に即位をした後もサポートをしながら子育てをして暮らしていった。
「騎士団の仕事と子育てでも大変なのに手伝いしてくれてありがとう莉。」
「なんのこれしき。昔からの付き合いだしね。」
「そうね。グレイ国の家も手入れしてあって6人部屋のままなんですって。」
「ほぅ。老後は6人で暮らしてもいいな。」
「兄様に話してたけど、老後は6人で暮らす事になるよ。兄様の奥様も莉の食事も褒めていたし、老後は6人で暮らす事を希望しておったよ。莉の食事は美味しいから胃を掴まれた感じたし、仕事は王室の業務と騎士団や団長の業務はピカイチ過ぎで、惚れてしまったよ。」
「本当ですか?最高のお褒めのお言葉ですね。」
「尭兄様と悠斗様の言うことは間違えでは無いよ。私と初めて会って作ってくれた食事も美味しかったし、莉は私を守るためにスラム街の人達と一緒に悪人を捕まえて私を安全なところまで導いてくれたよね。小さい時に感じたのはこの人将来はすごい人になるんじゃないかと思ったわ。今じゃ国を建て直して良い国をして継続している。ヤイル王国の英雄になってるじゃない。」
「へぇ。まどかの見た目と直感で見つけたのか。すごいな。」
「初めて会った時の直感は今でも怖くて仕方がないわ。前騎士団団長と前副団長が今の騎士団団長になる最高の原石だと直感で感じたらしく莉と一之を入隊するように進めたんだよね。」
「正式には時期騎士団団長と副団長になって国と明るい国にしていってくれぬかと問われた。」
「なんて答えたの?」
「時期王女になるまどか様と国民と共に歩むダメに騎士団団長を引き受けます。と受け入れた。」
「じゃ、じゃあ私のために騎士団団長の責務や私王室の事も全て学び、経験を積んだの?」
「そうね。まどか様に会って色々と教えながらも俺は俺で色々とやっていたからね。」
「大変なのに気づかなくてごめんね。」
「気にする必要ないですよ。当時のまどかは俺と一之の事が気になって気になって仕方がなかったでしょう?」
「ええ。気になって仕方がなかったわ。」
「しかし、俺が悪い人だったら、どうするつもりだったんだ?」
「そうね。その時は諦めて売られていたかもしれないわ。」
「そうかい。新しい団長と副団長に育成してるよ。」
「いくつの子?」
「17歳の子だ。」
「10代の子に次期団長と副団長にするダメに教育してるの?」
「1人つずと入ってない複数であり候補生だ。優秀な子が多いから、育ているんだ。正しい事を教えるのも大人の務めだしな。」
「そうね。務めが終わったら、6人であの家で暮らしましょう。」
「もちろんです。」
数十年後・・・莉と一之は、次期騎士団団長と副団長を引き継かせ、まどかと悠斗様は王位継承終わらせグレイ国の尭様と奥様も王位継承終わらせ6人でグレイ国の若い時に暮らしていた家で静かに暮らしましたとさ。
《END》