好き。好き。大好き

秋ちゃんを抱っこしたまま、探しに行けちゃうんだもん

すごいよなぁ

歩くこと数分

「こっちー」

そう言って手を振ってくれてる祐介君

「ありがとう。助かったよ?」

「いいんだよ。心菜だって、慣れない環境での生活をさせてるんだ
こういう時ぐらい、てを緩めたってなにも変わんねぇよ」


そっか
そうだよね

「秋。俺が見てやるからゆっくり選べよ」

「ありがとう」

心菜。いつもそんなにゆっくり見てないんだ?

「祐介は決めた?」

「あぁ」

はやっ

「心愛。俺たちも決めちまおう」

「うん」

< 29 / 109 >

この作品をシェア

pagetop