好き。好き。大好き

「竜也どうしようか」

「明日にしろ。俺はもういらん」

だよね?

でも、じーっと見ている優翔

「ふふっ」

「ん?」

「優翔君に少し上げてもいい?秋菜」

「あいっ」

え?
いいの?

「きっと食べきれないから」

そうゆうこと

優翔はすでに食べ終わっていて
残すは、秋ちゃんだけ

だからか、慌てて食べようとするのを止めている
祐介君

「秋。もう少しゆっくり食べなさい」

「やぁ」

「ヤダじゃない。
やけどでもしたら、大変なんだぞ」

あらら
ご飯食べてるのに泣きそうな顔しちゃって

「ママァ」

「秋菜は、いい子だからゆっくり食べられるよね?」

「ぁぃ」

小さいけど返事をした秋ちゃん

「ママ、見ててあげるから。ゆっくり食べてていいよ?」

そういうと首を横に振る秋ちゃん

「祐介。あたしが隣に行く」

「あぁ」

優翔にすこし取ってくれたグラタンを
あたしに渡してきた後

秋ちゃんの横にいった心菜
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