好き。好き。大好き
18歳、祐介が高校卒業と同時に海外のプロのサッカーでやることになり
あたしも、祐介についていくことに
だけど、まだ、あたし、祐介に言えてないの・・・
お腹の中に、祐介の子供がいること______
それと、祐介の両親に、あたしとの結婚を認めてもらえてないこと
「はぁ・・・」
「心菜」
「あ、お帰りなさい」
「大丈夫か?」
「うん」
大丈夫。そう言いたいけど
「なぁ、心菜。お前は日本(こっち)に残るか?」
え?
「な、なんで?」
「なんでって、お前心愛ちゃんと離れたくねぇだろ?」
そりゃ、たった1人の家族だもの
でもね?あたしは、祐介も大事なんだよ?
「ううん。心愛には、竜也さんがいるもん。
大丈夫だよ。あたしは、祐介についていく」
「そうか。」
「でもね?やっぱり、祐介の両親には
認めてもらいたい」
「心菜?」