突然、きみが。
プロローグ
ある日を境に、君は学校へ来なくなった。


君が来なかったのは、風邪でも引いたからだと思っていた。

だけど、いくらLINEをしても既読すらつかない。


担任に聞いても教えてくれず、電話をかけても応答がない。



君のいない学校なんて楽しいはずがなかった。



君に面と向かっては言えないけど、

僕はもう君に会えないのかと思って毎日泣いたんだ。
< 1 / 5 >

この作品をシェア

pagetop