恋愛相手はアスリート。。。


「彼とうまくいってるの?」


「ま・・・一応」


「どんな人?どこで働いているの?」


「あたしにはもったいないかな?
って感じで 働いてるのは・・・」


言えない
どこでどう漏れてしまうか
わからないから。


「うん?何してる人?」


「えぇ まぁ。。。」


私が濁すものだから
変に取られてしまった。


「まさか???ホスト?」


「ち・違いますよぉ〜
どーしてそこでホストが出るんですか?」


はるくんの元嫁がホストに溺れたらしく。


「一緒にしないでください!
あっ!ごめんなさい」


「いいのよ ふと
そう思っただけだから
こっちこそ ごめんなさいね」


「いえ」


「でも 状況から察して
まともな仕事してない感じかな?
うちの甥っ子は
外資系の仕事をしてて
将来的に困らないと思うのよね」


「実は・・・」


園長先生なら話してもいいかな?
話さないと甥っ子をますます
勧められちゃうかな?と思った。


「あたしの彼はちょっとした
有名人なんです」


「はぁ?」


そりゃ はぁ?ってなるわよね。


「誰?映画俳優?
ちょっとしたと言うから
二流の?」


「誰かはまた話しますね
彼に迷惑かけたくないので
スクープが怖いから」


「それって私を信用してないってこと?」


そう取れるよなと反省。


「そーじゃないんです!
でも まだ両親と向こうの両親と
私の友人2人しか知らない話で」


「わたしはダテに年をとってないわよ
年の功でアドバイス出来ることも
あると思うわよ」


「ですよね
実は・・・野球選手なんです」


「え???
だから?いつも教育番組終わると
野球の番組に変えてるの?」


「あ はい すみません」


誰なの?だれ?
どーやって知り合ったの?


質問の嵐。




< 105 / 176 >

この作品をシェア

pagetop