恋愛相手はアスリート。。。
「ここはブルーメッツの木山選手が
住んでるマンションですよね?」
落ち着け!落ち着け!私。
「え?そーなんですか?」
白々しい私。
「あなたは何階にお住まいで?」
「じ・10階ですけど?」
「そーなんですね
15階なら木山選手と同じだから
情報が得られるかと
失礼しました」
15階に住んでることも
知られているようだ
怖いな。。。
「木山選手が何か?」
白々しく聞いてみた。
「スクープ見てないですか?
浅岡アナウンサーとの」
「よくわかんないですけど」
「先程ですね
と言ってももう
1時間も2時間も前の話ですが
浅岡アナウンサーがここへ
入ったとの情報を得たのでね
張ってるわけですよ」
「そーなんですか
失礼します」
浅岡アナが?ここに?
ーーー来るときは連絡してーーー
まさか?鉢合わせを避けるため?
まさかねぇ。。。
「おつかれ!」
勇さんに迎えられ玄関を入り
勇さんの後ろをついて部屋へ。
うん。。。
別に変わった様子もないけど?
「会いたかった」
予告もなく勇さんに突進
後ろから抱きついた。
「痛っ!!!
不意打ちすんなよぉ〜」
「だってぇ 会いたかったんだもん」
思いっきり甘える私に
勇さんも
「オレも」
とギュッと抱きしめてくれた。
・・・が・・・
「うん?カレー食った?」
と 私をクンクンと犬のように匂う。
はるくんに合わせて
私もカレーを選んで食べたから。
「嘘っ!匂う?」
「カレーのいい匂いがする」
「はるくんと園長先生と
ファミレス行ったからね」
とはるくんと園長先生の関係を
話した。