恋愛相手はアスリート。。。
「いや・・・そうじゃないけど
妹さんはいつまで居たの?」
「ついさっき 東京の街を
散策してくるって出て行った
明日あっちに帰るらしいからな」
「え?じゃあ ここに
戻ってくるってこと?」
「どーだろ?もうすぐ彼女来るから
会っていけって言うのに
他の仲間と会うとか言って」
本当の話かな?
偶然すぎない?
夜中でも妹さんが帰ってくれば
安心できるけどーだろ?
そう言ってて本当は
取材陣が言ってたように
浅岡アナが来てた?
「そうなんだ・・・」
「あっ!1つ言っておく!
報道に出てた件
美結が心配するようなことは
ないから!」
ここに来て念押しの訂正か?
「うん」しか答えられない。
「それより」と勇さんは
身体を求めてきた。
「ダメだよ 妹さんが
突然ですが帰ってきたらどーするのよ」
その手を止める。
本当は私勇さんと愛を交わしたいのに。
「帰ってこないって!」
なぜわかるの?
妹さんは就活のために
ここに寝泊まりしてしるのに
ここに帰るしか行く場所ないじゃん
やっぱり妹説嘘?
「わかんないじゃん」
「帰ってきても別に見られても
関係ないよ」
「だけどぉ」
「ダメダメとか言って
これ何?結構 濡れてるけど?」
「もうバカ!」
「バカはどっちだよ
黙って抱かれてろ!っての」
色んなことが頭をよぎるが
でも心と身体は正反対
勇さんの愛に応える。
この時だけは
色んな事を忘れられる
そんなひと時だった。
結局妹さんは
私がここから出勤するまでは
帰ってこなかった。